内部および外部変更オーダー

変更オーダーにより、影響を受けるすべてのパーティは、現在のバージョンの文書に対して希望する変更を示すことによって、アクティブな購買文書に対する変更を提示できます。変更オーダーは、変更される文書属性に応じて、内部または外部とみなされます。

購買文書は、購買組織と販売組織との間での契約上の拘束力を持つ文書であり、これにより、搬送対象となる製品やサービス、搬送スケジュール、支払条件などの契約条件が取得されます。これらの属性のいずれかに提示されたすべての変更が拘束力を持つには、両方のパーティに通信され、受理される必要があります。これらの属性はサプライヤ向け属性と呼ばれます。

サプライヤ向け属性に加えて、購買文書には、購買組織内での管理目的のために必要な属性も含まれます。これらの属性には、購買の資金を調達するコスト・センターやプロジェクト、内部搬送指示、様々な許容範囲、条件を満たしたオーダー実行を保証するための管理などがあります。これらの属性は内部制御属性と呼ばれます。

内部制御属性についてのみ変更を提示する変更オーダーは内部変更オーダーであり、その他すべての変更オーダーは外部となります。変更オーダーの変更オーダー・タイプは、変更オーダーが内部変更オーダーまたは外部変更オーダーかを示します。外部変更オーダーとは異なり、内部変更オーダーはサプライヤには通信されず、文書の新規バージョンは作成されません。内部変更によって文書の新規バージョンが作成されることはありませんが、こうした変更の履歴は外部変更と同じ方法で保守され、これらの履歴には「変更履歴の表示」ページからアクセスできます。