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Oracle Supplier Model

サプライヤは、グローバル・エンティティとしてモデル化されます。 ビジネス・ユニットや他の組織コンテキスト内では作成されません。

調達ビジネス・ユニットは、サプライヤとの関係を確立するために、サプライヤに対して調達から支払までのトランザクションをどのように実行するのかを内部制御するサイトを作成します。 サプライヤ・プロファイルの他のエンティティは、大部分がサプライヤから提供される外部の情報(税識別子、住所、担当者情報など)を取得します。

この図に、一般的なサプライヤ定義および考えられるそのすべての属性を示します。 また、すべての要素間の関係も示します。 各サプライヤには次の4つの属性グループがあります。

  • 住所

  • サイト

  • 担当

  • その他の情報

住所属性には次のものがあります。

  • 担当 - 該当する住所に関連付けられているサプライヤ担当者

  • 銀行口座 - 該当する住所に関連付けられている銀行口座

  • 税務登録 - 該当する住所に対する税金情報

  • サイト - 該当するサイトに関連付けられているビジネス機能

  • 付加フレックスフィールド - 住所で使用される付加フレックスフィールド

サイト属性には次のものがあります。

  • トランザクション管理 - 該当するサイトで実行されるビジネス機能の管理

  • 銀行口座 - 該当するサイトに関連付けられている銀行口座

  • サイト割当 - ビジネス・ユニットがサイトを使用する対象

  • 付加フレックスフィールド - サイトで使用される付加フレックスフィールド

担当属性には次のものがあります。

  • 担当住所 - 該当する担当に関連付けられている住所

  • ユーザー・アカウント - アプリケーションを使用している担当のユーザー・アカウント

  • 付加フレックスフィールド - 担当で使用される付加フレックスフィールド

その他の属性には次のものがあります。

  • 銀行口座

  • 税務登録

  • 該当するサプライヤが提供する製品およびサービス

  • 該当するサプライヤに適用されている事業分類

  • サプライヤで使用される付加フレックスフィールド

プロファイル・エンティティの組織チャート

税務登録および銀行口座

追加の支払処理管理を含む税務登録および銀行口座をサプライヤ・プロファイルの様々なレベルで定義できるため、サプライヤとの取引により柔軟に対応できます。 これらのレベルについては、エンティティ間の関連する追加の特性も含めて、次に説明します。

  1. 税務登録は、サプライヤ、住所、サイトの3つのレベルで作成および保守できます。

  2. 銀行口座は、サプライヤ、住所、サイトの3つのレベルで作成および保守できます。

  3. サイトは、1つの住所にのみ関連付ける必要があります。 同じ住所に対して複数のサイトを作成できます。 このアプローチは、一般に複数の調達ビジネス・ユニットが同じサプライヤから供給を受ける場合に使用します。 住所の作成後に「サイト」タブにナビゲートしてサイトを作成するのではなく、住所を作成するときに同時にサイトを作成できます。

  4. サプライヤ住所とサプライヤ担当とを関連付けるには、「住所担当」と「担当住所」の2つの方法があります。 この関連付けは、いずれかのエンティティで保守を行うときに確立できます。 1つの住所を1つ以上の担当に関連付けることができ、1つの担当を1つ以上の住所に関連付けることができます。 また、担当を住所に関連付けると、その住所を使用するすべてのサイトにも暗黙的に関連付けられます。 これにより、サイト担当というコンセプトが確立されます。 文書の購入など一部のトランザクションでは、トランザクション上でサイト担当を選択できます。

見込みサプライヤ

購買組織は、見込みビジネス・パートナとしてサプライヤと関わることができます。 これにより、購買オーダーや契約などに伴う契約上の義務を負うことを回避します。 見込みサプライヤに対しては、ソーシング・ネゴシエーションまたはサプライヤ資格プロセスへの参加の招待のみが可能です。 見込みサプライヤがビジネスを落札すると、ビジネス関係が費用承認済に変わります。 購買組織は費用承認済サプライヤに対してのみ財務的にコミットできます。

サプライヤのビジネス関係ステータス

サプライヤは、次の2つのタイプのビジネス関係ステータスに基づいて識別されます。

  • 見込み: サプライヤはソーシング・ネゴシエーションおよびサプライヤ資格に参加できますが、オーダーおよび請求に使用することはできません。 前述の図に示されるサイト・プロファイル・エンティティは見込みサプライヤには表示されません。

  • 費用承認済: サプライヤがオーダーおよび請求の準備ができていることを示します。 サプライヤを費用承認済にするための要求は次のいずれかの方法で開始されます。

    • 見込みサプライヤの費用承認済へのプロモートをサプライヤ・レコードから要求する。

    • 見込みサプライヤがネゴシエーションを落札する。

    • 費用承認済のビジネス関係にする予定のサプライヤを承認済の登録要求から作成する。