サプライヤの検索
多くの調達アクティビティでは、取引するサプライヤを特定する必要があります。 実行する調達タスクに応じて、異なるページを使用します。
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「サプライヤ」作業領域で作業している場合は、「検索: サプライヤ」(拡大鏡アイコン)をクリックして、クイック検索機能を使用できます。
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また、「サプライヤ」作業領域では、様々な情報リージョン内から検索を実行できます。
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サプライヤ・プロファイルを操作している場合は、「サプライヤの管理」ページの「検索」リージョンを使用します。
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Oracle Sourcingネゴシエーションを作成している場合は、「サプライヤ: サプライヤの追加」ページを使用してネゴシエーションにサプライヤを招待します。
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Oracle Supplier Qualificationイニシアチブを作成している場合は、「概要: サプライヤの追加」ページを使用します。
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グローバル検索バーを使用してサプライヤを検索することもできます。
これらの各ページには、サプライヤ属性を使用して詳細な検索を実施するための柔軟なツールが用意されています。
キーワード検索(クイック検索と基本検索)
「サプライヤの管理」ページまたは「クイック検索」ページで、「キーワード」フィールドに検索値の全体または一部を入力します。 入力する値とサプライヤ名、カナ名、親サプライヤ名、サプライヤ番号、D-U-N-S番号のいずれかとの一致が検索されます。 また、クイック検索を実行する場合は、検索値を入力すると、一致の候補が提示されます。
キーワード検索の使用
キーワード検索を使用すると、アクセスする必要があるサプライヤがわかっている場合に直接サプライヤ・プロファイルにナビゲートできます。 サプライヤ名またはその一部がわかっている場合は、「サプライヤの管理」ページでキーワード検索を使用してサプライヤを検索できます。
次のサプライヤ・プロファイル属性の一致が検索されます。
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サプライヤ名
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カナ名
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親サプライヤ名
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サプライヤ番号
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D-U-N-S番号
検索値の一部を入力した場合は、その部分がエントリ名または番号のどこかに含まれているエントリがすべて返されます。 たとえば、検索値として「corp」と入力した場合は、次のものすべてが一致として返されます。
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Corporate Relocation Services
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Acme Corporation
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News Feed Corp
部分一致を使用すると、類似の名前属性を持つサプライヤのグループを取得できます。 クイック検索を使用している場合は、検索値の一部を入力すると、自動提示機能により検索値の候補が自動的に表示されます。
基本検索
基本検索機能は、「サプライヤの管理」ページに用意されており、キーワードとして入力した検索値と一致する単一のサプライヤまたはサプライヤ・グループをすばやく識別するために使用できます。 特定のサプライヤを対象とする場合は、複数の検索フィールドを使用して検索を絞り込むことができます。
拡張検索
どの検索ページでも、「拡張検索」をクリックすることで、複数の検索フィールドを使用してサプライヤ属性を基準にさらに詳細な検索を実行できます。 拡張検索ページのすべての検索フィールドは、選択的に必須です(常に必須ではなく)。 検索対象のフィールドのみを選択できますが、少なくとも1つの検索フィールドに検索値を入力する必要があります。
サプライヤが提供する製品およびサービスで検索できます。 「Office Supplies」など、カテゴリの名前を入力できます。 正確な名前がわからない場合は、検索値フィールドの末尾にある検索アイコンをクリックします。 「検索と選択: 製品およびサービス」ページで、「カテゴリ名」または「摘要」フィールドに検索値の全体または一部を入力し、「検索」をクリックします。 検索結果が表示されたら、エントリを強調表示して「OK」をクリックします。 「サプライヤの管理」ページに戻ると、選択した値が「製品およびサービス」検索フィールドに表示されます。 「検索」をクリックすると、その製品またはサービスを提供するサプライヤのリストが生成されます。
拡張検索を使用する場合は、「フィールドの追加」ボタンを使用して追加の検索フィールドのリストを表示できます。 1つ以上の検索フィールドを選択して検索パネルに追加し、検索する値を入力できます。
グローバル検索の使用
グローバル検索バーはページのグローバル・ヘッダーに表示され、アプリケーション内の任意のページからアクセスできます。 サプライヤは、サプライヤまたはサプライヤの子の属性を使用して検索できます。
次のサプライヤ属性で一致が検索されます。
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サプライヤ・プロファイル: サプライヤ名、サプライヤ番号、D-U-N-S番号、親サプライヤ名、カナ名、顧客番号、法人Webサイト。
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住所: 住所名、住所詳細の連結。
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担当: 名と姓の連結、Eメール、電話番号。
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サイト: サイト名。
ただし、拡張グローバル検索はオプト・インおよび追加設定を使用して構成されます。
レポートの生成
「処理」メニューから「Excelにエクスポート」を選択し、任意のタイプの検索から検索結果をダウンロードして印刷します。 拡張検索で複数の検索フィールドを使用して同じ属性を持つサプライヤのグループを分離してから、その結果をエクスポートしてExcelから印刷します。 このようにして、軽量レポートの生成に拡張検索を使用できます。
作業領域リージョン内の検索
「サプライヤ」作業領域では、情報タイプと期間値のタブ(「失効間近: 次の90日」、「作成済: 過去30日」など)を選択して結果のコンテンツを制御することによって、特定のリージョンに表示される情報を制御できます。 検索結果が表示されたら、リージョンの「処理」メニューから「Excelにエクスポート」を選択して、情報を含むスプレッドシートを生成できます。
費用承認の要求の場合、要求リンクをクリックして要求の詳細にドリルダウンできます。 要求が否認された場合は、特に否認事由を確認できます。
特定のサプライヤの失効済および失効間近の事業分類に関する情報を確認できます。
未完了のサプライヤ・プロファイルの場合、表示可能な情報の種類に関するいくつかの選択肢が提供されます。 住所または担当が設定されていないサプライヤ・プロファイルの場合、該当するラベルが付いたタブをクリックできます。 管理担当または税識別子が設定されていないプロファイルの場合、サプライヤ・リンクをクリックして「サプライヤの編集」ページを表示し、必要に応じてプロファイル情報を更新できます。
承認が必要な未処理のプロファイル変更要求の場合、要求およびサプライヤ情報を確認できます。
シナリオ
シナリオ1 - 勤務先のサプライヤ資格マネージャであるLucy Nohは、2017会計年度の新規サプライヤ評価で優秀の査定を得ているすべてのサプライヤを識別しようとしています。 「タスク」パネル・ドロワーで、「サプライヤの調査」リンクをクリックします。 「サプライヤの調査」ページで、査定名を入力し、結果ステータスとして優秀を選択して、「検索」をクリックします。
シナリオ2 - John Patelは、マネージャの指示に従って、担当するサプライヤに関するいくつかのレポートを生成する必要があります。 1つの特定の要求は、州内での化学物質の輸送認可を取得しているすべてのサプライヤを対象としています。 検索結果が表示されたら、「処理」メニューをクリックし、「Excelにエクスポート」オプションを選択します。 Excel出力を保存し、その出力を印刷してマネージャに提出します。
シナリオ3 - カテゴリ・マネージャであるMike Yamagatoは、会社が新設するオフィス向けに新しいハードウェアを購入するためのネゴシエーションを作成します。 そのため、コンピュータ・ハードウェアを販売するすべてのサプライヤを特定しようとしています。この購買の期限が近づいているため、すでに費用承認済のビジネス関係があるサプライヤだけに検索を制限することにします。 カテゴリ値にはその他のハードウェアを選択し、ビジネス関係には費用承認済を選択します。 検索で検出されたすべてのサプライヤを選択して、ネゴシエーション文書に追加します。
シナリオ4 - Jason Wildeは、特定のサプライヤからの請求書の情報を追跡しています。 疑問を解決するには、サプライヤの物流サイトの1つの住所が必要です。 Jasonの知るところによると、該当するトランザクションは12か月以上前に発生したものであり、その後の買収に伴ってサプライヤ名が変更されています。 ただし、サプライヤ番号は変更されていないため、「概要」ページで「検索: サプライヤ」アイコンをクリックしてクイック検索を実行し、サプライヤ番号を「キーワード」検索フィールドに入力します。 サプライヤ情報が表示されたら、Jasonはサイトの住所を調べることができます。