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サプライヤ・サイトおよびサプライヤ・サイト割当

サイトは、調達ビジネス・ユニット(BU)とサプライヤ間の取引関係を表します。

サイトの作成

サイトは、調達BUに作成されます。 調達BUは、サプライヤとの関係の確立および維持を担当する特定の購買組織またはソーシング組織を表します。 サイトによって、特定の調達BUはクライアントBUとサプライヤとの間で調達から支払までのトランザクションをどのように実行するかを制御する条件、管理およびポリシーを設定できます。 これらのサイト属性の多くはオプションであり、BUレベルのポリシーから逸脱する必要がある場合にのみ設定します。 たとえば、サプライヤの受入許容範囲や請求書許容範囲をより限定する必要がある場合などです。 サプライヤに対して定義されている調達ポリシー条件および管理は、サプライヤ・サイト・レベルで保守されます。

サイトの次の詳細が表示されます。

  • 調達BU

  • サイト名

  • サイト住所

  • サイト目的: 購買、支払、調達カード、プライマリ支払およびソーシングのみ。

    • 新規サイトが作成されるときに、サイト目的が住所目的に基づいてデフォルトで設定されます。 住所目的にはサプライヤが事業所で実施すると主張している営業機能が反映されるのに対して、サイト目的はその事業所と取引する購買組織の相応の調達機能を示しており、住所目的のサブセットとして扱うことができます。

      ノート:

      所在地がRFQとオーダーの両方の場合、購買目的を持つサイトは購買取引とソーシング取引の両方で使用されるため、サイトは購買の目的にマップされます。

サイトには「追加詳細」というリージョンもあり、購買組織が定義できる追加情報が取得されます。 この情報は付加フレックスフィールド情報と呼ばれます。

「サイト」ページのサブタブを使用して、サプライヤとの間での購買、受入、請求の各トランザクションの実行方法を決定するコントロールを構成します。

「サイト」ページのサブタブは次のとおりです。

  • 一般: ユーザーは、顧客番号(サプライヤが購買組織を識別するために使用する内部番号)、代替サイト名、税金レポート・インジケータなど、追加の識別子情報を提供できます。

  • 購買: ユーザーは、通信詳細、自己請求情報、運送、保留管理など、このサイトの購買条件を定義できます。

  • 受入: 超過受入許容範囲、納期前受入許容範囲、受入経路など、受入管理に関する情報を提供します

  • 請求: 請求書通貨、支払通貨、請求関連保留、照合承認レベル、支払条件、支払期日基準、第三者支払関係など、請求の管理および条件を定義します。

  • 支払: サプライヤ銀行口座、優先支払方法およびその他のサイトの支払処理属性を定義します。 銀行口座情報は、電子的資金振替(EFT)によるサプライヤ請求書の支払に使用されます。

  • サイト割当: 購買目的および請求目的でサイトを使用できる一連のクライアントBUを保守します。

  • 資格: サプライヤの査定および資格結果を表示します。

サイト割当

サイト割当では、どのクライアントBUがサイトで取引できるかを管理します。 また、クライアントBUに関連付けられた請求先BUが定義されます。 請求先BUは、クライアントBUにかわって行われた購買の債務を負う組織を表します。 ほとんどの場合、クライアントBUと請求先BUは同じです。 ただし、ユーザーは必要に応じて特定のクライアント向けに別の請求先BUを設定できます。

サイト割当モデルの前提は、条件をネゴシエーションし、ポリシー管理を設定する、集中管理された調達組織を利用することです。 サプライヤ・サイト用に確立されたこれらの条件および管理は、サイトに割り当てられた結果としてクライアントBUによって使用されます。 サイト割当モデルがない場合は、各クライアントBUがサプライヤと独自の関係を確立せざるを得なくなります。 クライアントBUと調達BU間のサービス・プロバイダ関係は、ビジネス・ユニット設定で定義されます。

サイト割当の作成

サイト割当を作成する方法には2つあります。 割当は、特定のクライアントBUを選択して手動で一度に1つずつ作成するか、自動的に作成することができます。

どのサプライヤ・サイトでも、購買オーダーや請求などサイトに対するトランザクションを作成するには、アクティブな割当が必要です。 つまり、サイト割当が存在しないか、または非アクティブである場合、そのサプライヤ・サイトに対してトランザクションを作成することはできません。

サイト割当では、クライアントBUと請求先BUのみが必須の値です。 クライアントBUのサイト割当を作成するには、次の詳細を指定します。

  • クライアントBU: 調達BUがサービスするすべての購買依頼発行BUおよび請求BUのリストから、適切なBUを選択します。

  • 請求先BU: 請求先BUは、購買オーダーの請求書の処理を担当するビジネス・ユニットを示します。 ただし、税制または法律上の理由から、クライアントBUがサプライヤに対する購買依頼発行のみを実行し、別のBUが購買の債務を負う場合があります。 この場合、別の請求先BUを選択します。 特定のクライアントBU用に選択できる請求先BUのリストは、会社間トランザクション・フローの設定によって決まります。 また、別の請求先BUがクライアントBUへのエージェントとして機能する場合、請求先BUが請求を処理するためには、請求先BU用に割当を作成する必要があります。

  • 出荷先事業所: クライアントBUの購買文書で使用されるデフォルトの出荷先事業所を識別します。

  • 請求先事業所: 請求先BUの購買文書で使用されるデフォルトの請求先事業所を識別します。

  • 非アクティブ日: 割当レコードがいつアクティブでなくなるかが決まります。

  • 源泉徴収税情報: 割当に対して源泉徴収税が有効であるかどうかを示し、有効である場合、分類される税グループを識別します。

  • 負債配分: 新規請求書の負債配分。

  • 前払金配分: 前払費用の配分。

  • 支払手形配分: 先日付支払の配分。

  • 配分セット: 他の入金支払の借方勘定を決定する一般会計会計会計コードの事前定義済グループ。