プロセス統合
サポートされているOracle Supplier Modelの統合メソッドとOracle Integration Cloud (OIC)を使用したビジネス・イベントを使用して、エンド・プロセス統合を構築できます。
主な機能
OICには、使用可能なビジネス・イベントをサブスクライブするネイティブ機能があります。 サプライヤ・ビジネス・イベントは、Oracle Supplier Modelオブジェクトが更新されると自動的に呼び出されます。 OICはイベントをリスニングし、エンリッチされたデータを取得します。
シナリオの例を次に示します:
顧客は、Oracle Supplier Modelを使用してサプライヤを管理しており、外部データ・プロバイダのデータでサプライヤ情報をエンリッチする必要がある場合があります。 この場合、顧客はOICでサプライヤRESTリソースおよびビジネス・イベントを使用して、外部データ・プロバイダからのエンリッチ・データをリクエストできます。
これはプロセス・フローです:
- 「仕入先作成イベント」というビジネス・イベントが発生するOracle Supplier Model登録プロセスを使用して、新しいサプライヤが作成されます。
- OICは、このイベントをリスニングし、イベント属性を使用し、サプライヤRESTリソースをコールして、Oracleサプライヤ・モデルから主要なサプライヤ情報を取得します。
- その後、OICは、取得したこの情報を外部システムに送信して、プラットフォーム上のサプライヤを一意に識別します。
- 外部システムは、サプライヤRESTリソースを使用して、識別されたサプライヤの追加データをOracleサプライヤ・モデルにデータ・エンリッチメントのために送信します。
ベスト・プラクティス
レガシー・システムからOracle Supplier Modelへのサプライヤ・データの初期ロードなど、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用した一括インポートの場合は、最初に「Oracle Integration Cloudを使用したアウトバウンド・サプライヤ・プロファイル統合の有効化」オプトイン機能を無効にして、イベントが多すぎないようにします。
制約
なし。