プロジェクト管理オブジェクトの監査
ビジネス・オブジェクト | 監査の利点 |
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レート・スケジュール |
原価計算、請求およびプランニングのレート・スケジュールに加えられた変更を比較します。 これには次のものがあります。
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レート | ビジネス・プロセスに既存の値の更新が含まれる場合は、これらの値を終了して新しいレートや値入れを作成するかわりに、レートおよび値入れ率の古い値と新しい値を比較します。 さらに、既存のレートおよび値入れ率の期間をいつ、誰に短縮または延長したかを追跡できます。 |
プロジェクト | プロジェクトまたはタスク所有組織などのプロジェクト設定に対する変更を追跡し、原価計算および収益配分会計の変更に直接影響します。 また、プロジェクト名、プロジェクト番号、プロジェクト・ステータス、プロジェクト日付などの重要な属性に対する変更も表示します。 |
監査ポリシーの設定
「監査管理職務」の下にある「監査ポリシーの管理」権限を持つアプリケーション実装コンサルタントは、「設定およびメンテナンス」作業領域を使用して監査ポリシーを構成できます。
設定タスク | 説明 |
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監査ポリシーの管理 | 「監査ポリシーの管理」タスクには、製品ハブ・ビジネス・オブジェクトと、監査に使用できる属性がリストされます。 監査ポリシーは、変化するビジネス・ニーズにあわせて再調整できます。 |
オブジェクトの監査を有効にするには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、「監査ポリシーの管理」タスクに移動します。
- 「監査ポリシーの管理」ページのOracle Fusion Applicationsセクションで、「監査レベル」フィールドが「監査中」に設定されていることを確認し、「ビジネス・オブジェクト属性の構成」をクリックします。
- 「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページで、製品として「プロジェクト基盤」を選択します。
- 「オブジェクト」表で、必要に応じてオブジェクトの監査を有効にします。
- 有効なオブジェクトを選択します。 選択したオブジェクトの監査に対してデフォルトで有効になっている属性が、「監査済属性」セクションに表示されます。
- 「監査済属性」セクションで、「作成」をクリックして「監査属性の選択および追加」ウィンドウを表示します。 必要に応じて、監査の属性を有効または無効にできます。
- 「OK」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
付加フレックスフィールドの監査では、ビジネス・オブジェクトを選択して「作成」をクリックします。 次に、「監査済属性」列の「フレックスフィールド(追加属性)」チェック・ボックスを有効にして、監査の目的ですべての追加属性を選択します。 「フレックスフィールド」チェック・ボックスは、アプリケーションでフレックスフィールドを構成した場合にのみ使用できます。
監査に使用可能なオブジェクトのクローズ・タブを保持するには、変更内容、時間および変更に影響を与えたユーザーをリストする監査レポートを表示します。 監査レポートを表示するには、「監査レポート職務」の「監査履歴の表示」権限が必要です。
オブジェクトの監査レポートを表示するには、次のステップを実行します:
- をクリックします。
- 「監査」「レポート」ページで、「日付」フィールドに日付を入力します。
- 「製品」フィールドで、「プロジェクト基盤」を選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト・タイプ」フィールドで、必要に応じてオブジェクトを選択します。
- ビジネス・オブジェクト・タイプとして「レート・スケジュール」を選択した場合は、「子オブジェクトを含める」オプションを有効にします。
- 「検索」をクリックします。
監査レポートに選択した属性の古い値および新しい値を表示するには、「属性詳細の表示」オプションを有効にし、必要に応じてすべてまたは特定の属性を選択します。
デフォルトの検索では、検索結果の表に監査履歴の要約が、日付、ユーザー、イベント・タイプ、ビジネス・オブジェクト・タイプ、摘要などの主要データとともに表示されます。 詳細レポートが必要な場合は、検索基準を変更して再度検索します。 変更履歴をオンラインで確認したり、スプレッドシートにエクスポートしてオフラインで確認できます。
ノート: レポートに含まれるレコード数が多いが、設定した制限のために表示されない場合は、レポートの最後の行にこのメッセージが表示されます: 結果はxxxx行に制限されました。 管理者に連絡して制限をリセットするか、基準を絞り込んで再度検索してください」。