財務およびプロジェクト・プラン・タイプ
財務プラン・タイプには、様々なタイプの予算または予測の作成に使用するデフォルトの設定情報およびプランニング・オプションが含まれています。 同様に、プロジェクト・プラン・タイプには、プロジェクト・プランの作成および進捗の取得に使用されるデフォルト情報が含まれます。
プロジェクトの予算または予測バージョンを作成する場合は、適切な財務プラン・タイプを選択する必要があります。 バージョンは、財務プラン・タイプからプランニング・オプションを継承します。 アクセス・レベルに応じて、一部の設定を変更できます。
1つのプロジェクト・プラン・タイプをプロジェクト・テンプレートに関連付け、必要に応じてプランニング・オプションを上書きします。 テンプレートを使用して作成されたプロジェクトは、更新されたプランニング・オプションを継承します。 これらのオプションは、プロジェクト・レベルで改訂することも、プロジェクト・プラン・タイプを置換することもできます。
プロジェクト・アプリケーション管理者は、財務プラン・タイプ・バージョンの作成後に、プロジェクト・ワークフロー・ステータスの変更を変更し、財務プラン・タイプの複数通貨サポートを有効にできるようになりました。
財務およびプロジェクト・プランの設定オプション
次の表は、プロジェクトのコンテキストでのプラン・タイプの使用方法を決定する、基本的な予算、予測またはプロジェクト・プランの設定オプションを示しています。 サードパーティ・スケジューリングを除き、これらのオプションはプロジェクト・レベルで編集できません。
オプション |
事業所 |
摘要 |
---|---|---|
プランニング金額 |
財務プラン・タイプ |
財務プラン・タイプで、次の金額のバージョンの作成がサポートされることを示します:
|
承認済予算またはプライマリ予測 |
財務プラン・タイプ |
プラン比較またはプロジェクト・パフォーマンス・レポートに使用される承認済予算バージョンまたはプライマリ予測バージョンの作成に財務プラン・タイプを使用するかどうかを決定します。 |
デフォルトの財務プラン・タイプ |
財務プラン・タイプ |
予算バージョンまたは予測バージョンの作成時に、財務プラン・タイプがデフォルト選択かどうかを決定します。 |
ワークフロー |
財務プラン・タイプ |
予算または予測ステータスの変更を管理するためのワークフローの使用を可能にします。 財務プラン・バージョンのベースラインまたは承認は、財務プラン・タイプ・レベルで「ステータス変更にワークフローを使用」オプションが有効になっている場合にのみ承認プロセスを受けます。 |
サードパーティ製スケジューリング・ソフトウェア |
プロジェクト計画タイプ |
プロジェクト計画がMicrosoftプロジェクトで実行されるかどうかを示します。 プロジェクト・プラン・タイプでサード・パーティ・スケジューリングが無効になっている場合は、関連付けられたプロジェクトまたはプロジェクト・テンプレートを使用して、Microsoftプロジェクトにプロジェクトを作成できます。 ただし、新規プロジェクトをエクスポートしたり、Oracle Fusion Cloud Project Managementで作成されたプロジェクトにリンクすることはできません。 |
複数トランザクション通貨 |
財務およびプロジェクト・プラン・タイプ |
プロジェクト通貨以外の通貨でのプラン金額の入力を使用可能にします。 財務プラン・タイプで複数通貨でのトランザクションが許可されている場合、「通貨設定」タブの下に「タスクの単一通貨でのリソースの割当」チェック・ボックスが表示されます。 予算または予測明細を作成するタスクに単一通貨でリソースを割り当てるには、このチェック・ボックスを選択します。 別の通貨で発生したプロジェクト・コストは、既存の予算または予測明細にマップされます。 たとえば、USDの予測明細がある予測バージョンで、このチェック・ボックスが選択されています。 同じ予測明細に対してEURでプロジェクト・コストが発生した場合、そのプロジェクト・コストは、EURで新しい予測明細を作成するのではなく、USDの既存の予測明細にマップされます。 ノート:
タスクにリソースを単一通貨で割り当てるオプションは、財務プラン・タイプにのみ適用されます。 |
予算管理設定 |
財務プラン・タイプ |
Oracle Budgetary Controlで管理予算を作成するためのオプションを管理します。 |