リソース書式

リソース書式は、事前定義されたリソース・タイプまたはリソース・タイプの階層です。リソース書式に基づいて、プランニングまたは請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャのリソースを作成します。

次に、リソース・タイプおよびリソース書式階層の説明を示します。

リソース・タイプ

リソース書式は、次の事前定義済リソース・タイプに基づいて作成されます。

名前	摘要
指定個人	デプロイ企業のサービスを実行する従業員または派遣就業者。
イベント・タイプ	イベントの収益および請求書効果を決定するイベントの実装定義分類。
支出カテゴリ	コスト・タイプ別の支出タイプの実装定義グループ。
支出タイプ	各支出項目に割り当てられたコストの分類です。支出タイプは、原価グループ(支出カテゴリ)および収益グループ(収益カテゴリ)にグループ化されます。
Item Category	資材の総消費量の追跡に使用される在庫品目のカテゴリです。
在庫品目	購買または生産可能で、品目の消費に関連する原価を予算編成および追跡できる品目。
ジョブ	従業員を割り当てることができる一連の職務。
組織	会社内のディビジョン、グループ、コスト・センターまたはその他の組織単位。
システム個人タイプ	従業員と非従業員を区別します。たとえば、プロジェクトに100時間の作業工数が必要で、リソースが80時間しかないとします。プロジェクトでは、従業員時間の80時間および派遣就業者時間の20時間を計画できます。
プロジェクト非労務リソース	実装定義資産または資産プール。資産は、時間が消費される実際の機器、または出力が消費される資産を表す場合があります。
リソース区分	プランニング・リソースをより高いレベルでグループ化し、労務、設備、資材アイテムおよび財務リソースにすることで、リソースの使用方法を促進します。
収益カテゴリ	収益タイプ別の支出タイプの実装定義グループです。
サプライヤ	支払と引き換えに商品またはサービスを提供するビジネスまたは個人、あるいはその両方。
プロジェクト・ロール	プロジェクト・マネージャやプロジェクト・チーム・メンバーなど、プロジェクトの要件または割当を表します。プロジェクト・ロールをリソース書式として使用するには、関連付けられたプライマリ・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ(PRBS)に書式を追加する必要があります。

リソース書式階層

リソース書式は、1つのリソース・タイプまたは最大3つのリソース・タイプの階層で構成されます。プランニング・リソースまたは請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャにプランニング・リソースを追加する前に、使用するリソース・フォーマットを選択する必要があります。たとえば、リソース・ブレークダウン・ストラクチャにリソース・フォーマット「ジョブ」、「ジョブ: 組織」および「ジョブ: 組織: 指定個人」を追加できます。

リソース書式およびリソース書式階層によって、プランニング金額のロールアップ方法が決定され、リソース体系別に財務プランおよびプロジェクト・プランを表示するときに表示されます。したがって、各リソース・フォーマット階層は個別の構造を表します。たとえば、リソース書式階層「ジョブ: 支出タイプ: 組織」と「組織: 支出タイプ: ジョブ」は異なります。