事前定義済のセキュリティ・ジョブ
複数のセキュリティ・ジョブが連携してユーザーのデータ・アクセスおよびワークリストを更新し、データ・レコードの適格性が時間の経過とともに変化します。
「セキュリティ同期化」ジョブは、所有者、編集者またはビューアとして承認されているレコードの作業に適格でなくなったユーザーを検索します。 ロール割当が変更されたため、適格でなくなった可能性があります。 これらのユーザーは不適格としてマークされており、適格でなくなったレコードにアクセスできなくなります。 このジョブが実行されるまで、不適格なユーザーのアクセス権が継続されることに注意してください。
「セキュリティ同期化」ジョブは他のジョブを起動します。 次のような内容が含まれます:
- 「結果ワークリスト・セキュリティ同期化」により、現在のセキュリティ定義と一致するようにOracle Fusion Cloud Advanced Controlsのワークリストが更新されます。
- 「結果要約更新」により、「コントロールおよびユーザー別結果」ページおよび「コントロール、ユーザーおよびロール別結果」ページに表示するためのアクセス・コントロール・インシデント・データが準備されます。
これらのジョブはセキュリティ同期化とは別で、「ジョブのモニター」ページには、それらの実行に対して個別のエントリが表示されます。
「スケジューリング」ページを使用して「セキュリティ同期化」ジョブを実行するスケジュールを設定または変更するか、「即時実行」機能を使用して必要なときにジョブを実行します。 理想的なスケジュールには、環境内のロールとユーザー割当の変更の頻度が反映されている必要があります。
セキュリティ同期ジョブによって他のジョブが起動されるため、ジョブをスケジュールまたは実行するために何も実行しません。 実行はセキュリティ同期化に設定したスケジュールに依存し、「スケジューリング」ページには表示されません。