要件体系の概要

要件仕様では、1つ、数個または多数の要件とその他の要件仕様を階層に追加したり、階層に順序付けできます。

これによって、要件の体系が構成されます。体系では、最上位レベルの要件仕様で説明または提案されている製品の予測内容の詳細がすべて提供されます。要件仕様は、要件で構成されるその体系によってサポートおよび拡充されます。

体系の作成

要件は、入力するか、または別の要件仕様から要件を検索して作成します。要件を作成して、体系に追加します。また、要件仕様を検索して体系に追加することもできます。

要件仕様とその要件の体系は、指定されたビジネス・オブジェクトの要件仕様の編集ページの「要件」ペインで表示および管理されます。「処理」リストの「要件」ペインにある「上に移動」および「下に移動」コマンドを使用して、要件の順序を調整します。

要件は、フラットリストまたは階層として編成できます。「インデントを増やす」および「インデントを減らす」コマンドを使用して、階層、つまり要件の親と子の順序付けを設定します。これらのコマンドも、「処理」リストにあります。移動コマンドまたはアイコンがグレー表示の場合、その移動は選択した要件で実行できません。選択した要件をその親から移動してみると、体系内の移動に関する内部ルールを理解できます。

また、要件を選択して体系内の任意の場所に移動できます。ページを終了する際には、変更した要件仕様を必ず保存してください。

要件は、要件仕様体系の別の明細を満たすため、要件明細と呼ばれる場合があります。特定の基準を満たしたときに各レイアウトがアクティブになるように構成して、仕様内の要件明細に対して複数のレイアウトを作成します。基準を定義するには、アプリケーション・コンポーザでGroovyスクリプトを使用します。