インポート済品目インタフェース表のパージ
インポート・プロセスに関するインタフェース表からデータをパージできます。 これにより、バッチ内のすべてのレコードがインポート・インタフェース表から完全に削除されます。
バッチが正常にインポートされ、インタフェース表のデータが必要なくなったことを確認するまでバッチをパージしないでください。
インタフェース表内に大量のレコードが保存されている場合に、問合せ、データのバックアップ、データのリカバリおよび索引の新規作成のパフォーマンスが低下し、インポートのパフォーマンスに影響を及ぼします。 このために、インタフェース表のレコード数には制限があります。 いずれかのインタフェース表のレコード数が500万に達すると、レコードをパージする必要があることを示す警告メッセージが表示されます。 このメッセージを無視した場合、いずれかのインタフェース表で600万件のレコードのしきい値制限を超えたときに、インポート・プロセスでエラー・メッセージが表示されます。 「インタフェース表のパージ」スケジュール済プロセス・ログ・ファイルには、インタフェース表のリスト、各インタフェース表の推定レコード数、各表の警告とエラー制限を示す表があります。
- 「品目バッチの管理」ページ(Oracle Product Management Cloud Serviceのサブスクリプションがある場合)
- 「インタフェース表のパージ」スケジュール済プロセス(Oracle Product Management Cloud Serviceのサブスクリプションがない場合)
- バッチ保守SOAPサービスのpurgeBatchData操作
「品目バッチの管理」ページからのインタフェース表のパージ
- 「製品情報管理」作業領域で、「品目バッチの管理」タスクに移動します。
- パージする品目バッチを検索して選択します。
- 「検索結果」で、パージする品目バッチを強調表示します。
- 「処理」メニューから、次のいずれかのオプションをクリックします。
- すべての行 - ステータス・エラーおよび完了済の行を含む、品目バッチ内のすべての行をパージします。
- エラー行 - エラーにより終了したインタフェース表の行をパージします。
- 完了行 - 完了したインタフェース表の行をパージします。
データは、選択に基づいてインタフェース表でパージされます。
インタフェース表のパージ・スケジュール済プロセスを使用したインタフェース表のパージ
- FBDIモード - 有効なロード要求IDを持つレコードがパージされます。
- 非FBDIモード - パージ述語が定義されている場合にのみレコードがパージされます。
- 「スケジュール済プロセス」作業領域で、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- 「インタフェース表のパージ」スケジュール・プロセスを検索して開きます。
- 次のパラメータを指定します。
- パージ・プロセス同意 - 次のモードのいずれかを選択します。
- ファイルベース・データ・インポート - ファイルベース・データ・インポートを使用してロードされたレコードをパージします。 指定したロード要求IDまたはロード要求IDの範囲に基づいてパージできます。
- 保守 - 30日またはユーザーが定義した経過期間を経たファイルの場所にあるインタフェース表のエントリおよび抽出されたファイルをパージします。
- その他 - FBDI以外の方法を使用してロードされたレコードをパージします。 指定した要求IDまたは要求IDの範囲に基づいてパージできます。
- インポート・プロセス - インタフェース表レコードをパージするインポート・プロセスを選択します。
- 「ファイルベース・データ・インポート」を「パージ・プロセス同意」モードとして選択した場合は、次のいずれかを指定します。
- ロード要求ID範囲使用可能 - このオプションを選択し、「開始ロード要求ID」フィールドおよび「終了ロード要求ID」フィールドにロード要求IDの範囲を指定します。
- ロード要求ID - パージの実行元となるロード要求IDを指定します。
- 抽出データ - 「ファイルベース・データ・インポート」を「パージ・プロセス同意」モードとして選択した場合は、このオプションを選択して、パージするエントリを抽出してファイルの場所にアップロードする必要があるかどうかを指定します。
- データのコンテキスト・パージの許可 - FBDIエントリのパージ中に述語のパージを考慮する必要がある場合は、このオプションを選択します。
- 日数 - 「パージ・プロセス同意」モードとして「保守」を選択した場合は、日数を30を超える数値に指定します。 特定のインポート・プロセスでこの値を超えるインタフェース表のエントリおよびファイルの場所にある抽出ファイルはパージされます。
- 「その他」を「パージ・プロセス同意」モードとして選択した場合は、次のいずれかを指定します。
- 要求IDの有効化 - このオプションを選択し、「開始要求ID」および「終了要求ID」を指定します。
- 要求ID - 要求IDを指定します。
- パージ・プロセス同意 - 次のモードのいずれかを選択します。
- (オプション)「詳細設定」をクリックし、プロセスを後で実行するようにスケジュールします。 「パージ・プロセス同意」モードが「保守」の場合、「インタフェース表のパージ」ジョブをスケジュールできます。
- スケジュール済プロセスを発行します。
スケジュール済プロセスでは、選択したインポート・プロセスのインタフェース表レコードが削除されます。
パージ・ジョブの自動スケジュール
「インタフェース表のパージ」スケジュール済プロセスは、インタフェースおよびエラー表データをパージします(デフォルト設定は初期ロードから30日以内です)。 レコードをパージする前に、インタフェースおよびエラー・データが抽出され、使用される個々の製品インポート・プロセスのファイルの場所にアップロードされます。
抽出されるファイル形式: ImportBulkData_<ImportJobName>_<LoadRequestId>.zip
「インタフェース表のパージ」スケジュール済プロセスでは、これらの抽出されたファイルも自動的にパージされます(デフォルト設定は初期ファイル・ロードから30日以内です)。
- ファイル・インポートおよびエクスポートUI
- ERP統合サービス操作
purgeBatchData操作を使用したインタフェース表のパージ
品目バッチ保守SOAP WebサービスのpurgeBatchData操作を使用して、インタフェース表をパージできます。 詳細は、SOAP Web Services for SCMガイドの品目バッチ保守SOAP Webサービス(docs.oracle.com)を参照してください。