構成およびコンポーネントの検証ルール
構成を作成、コピーまたは変更できるかどうかは、多数の検証ルール(事前定義およびユーザー構成)の影響があります。
構成とコンポーネントの検証方法
構成を作成、コピーまたは変更するときには、次に示す検証ルールが適用されます。
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コンポーネントは、そのコンポーネント品目が親と同じ場合、構成に追加できません。
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コンポーネントは、同じ行程連番と有効性を持つ同一のコンポーネントが構成にすでに存在している場合、構成に追加できません。
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ライフサイクル検証ルールが有効化されているときには、同じライフサイクル・フェーズまたは親品目よりも上位のライフサイクル・フェーズのコンポーネントのみを追加できることを確認します。 非推奨のライフサイクル・フェーズのみが例外になります。 このライフサイクル・フェールのコンポーネントは、有効な構成に追加できません。
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コンポーネントは、そのコンポーネントが別の組織に存在していない場合、もう一方の組織から共通構成として参照されている構成に追加できません。
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コンポーネントは、共通構成には追加できません。 変更は参照先の構成でのみ実行する必要があります。
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オーダー組立(ATO)、オーダー・ピック(PTO)および親品目の有効在庫数量(ATP)コンポーネントが「いいえ」に設定されているファントム構成の場合、品目属性の「ATPチェック」が「はい」に設定されているコンポーネントまたは「ATPコンポーネント」が「はい」に設定されているコンポーネントを追加すると警告が表示されます。 この警告は「親品目のオーダー詳細はATPコンポーネントに「いいえ」を指定します」というようなものですが、コンポーネントの追加は可能です。
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オプション・コンポーネントは、モデルでもオプション区分でもない構成には追加できません。
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プランニング率が100ではないコンポーネントは、標準構成に追加できません。
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プランニング率が100でなく、「予測管理」属性が「消込」または「なし」に設定されている必須コンポーネントは、モデル構成またはオプション区分構成に追加できません。
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コンポーネント数量が0以下の場合、コンポーネントを構成に追加すると、「ATPチェック」属性は「いいえ」に設定されます。
- 選択したオプション区分品目に対してプレースホルダーの使用属性が使用可能になっている場合、構成インポート時に品目はコンフィギュレータ・モデルにロードされません。 次の場合に、コンフィギュレータ・モデルの選択したオプション区分品目に対してプレースホルダーが作成されます:
- この属性のチェック・ボックスは、「品目構成の編集」ページで選択します。
- 変更オーダーのこの属性に対してYesを選択します。
(必要に応じて)オーダーのインポート中に、プレースホルダーを実際のデータに置き換えることができます。
工順ベースの検証はサポートされていません。 行程連番が整数値であることを確認するチェックのみが実行されます。
各種の表値のガイドは次のとおりです。
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あり: この構成タイプに、このコンポーネント・タイプを追加できます。
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なし: この構成タイプに、このコンポーネントを追加できません。
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*: 該当するコンポーネントは必ずオプションになります。
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**: 該当するコンポーネントは標準組立部品として扱われます。
次の表に、コンポーネントを各種構成タイプに追加する際に使用される検証ルールを示します。
摘要 |
プランニング |
PTOモデル |
PTOオプション区分 |
PTOオプション(キット) |
ATOモデル |
ATOオプション区分 |
ATO品目 |
標準品目 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プランニング構成 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
PTOモデル構成 |
いいえ |
はい |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
はい* |
はい |
ATO品目 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい** |
はい |
ATOモデル構成 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
はい |
はい |
はい |
ATOオプション区分構成 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
はい |
はい |
はい |
ATO品目構成 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい** |
はい |
標準品目構成 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
はい |