品目連番と工程連番
品目連番は、構成での品目の連番を示します。
品目連番
レポートでコンポーネントをソートする際や、Oracle Fusion Cloud Order Managementのモデル部品表からオプションを選択するときに、品目連番を使用できます。 デフォルトの品目連番値は、既存のコンポーネント品目連番の最高値に、「BOM: コンポーネント品目連番増分」プロファイル・オプションの値を加算したものになります。 このプロファイル・オプションが設定されていない場合、デフォルトは10です。 この数値はオーバーライドまたは変更できます。
工程連番
「工順」フォームを使用すると、工順に工程を割当てできます。 各工程には、「工程連番」と呼ばれる連番を付ける必要があります。
構成では、工程連番により、工順での工程の実行順序を示します。 ユーザー定義の増分係数を使用して、「工程連番」が自動的に生成されるように構成できます。 新しい工程が生成されるたびに「工程連番」を増分する量を指定できる、プロファイルを作成する必要があります。 生成された値は、必要に応じて「工順」フォームで変更できます。 有効な値の範囲は、1から9999999までです。
任意のコンポーネントを工順の任意の工程に割当てできます。これには、すべてのコンポーネントの同一工程(たとえば、最初の工程)への割当も含まれます。 プランニング・プロセスにより、資材所要日は、各コンポーネントを割り当てた工程に基づいて割り当てられます。
工順を含む品目または工順を含まない品目の構成を定義できます。 工順を使用する場合、構成を先に定義することも、工順を先に定義することもできます。
コンポーネントの工程への割当により、正確な所要日にコンポーネントを必要とする工程に、コンポーネント資材をスケジュールおよび出庫できます。 また、構成の同一のコンポーネントを割当ごとに使用数量の異なる工順の別々の工程に割り当てることもできます。
品目に工順が存在しない場合は、すべてのコンポーネントに工程連番1がデフォルトで設定されます。 この値は、品目に工順を定義するまで変更できません。 特定のコンポーネントの工程への割当が必要な場合は、工順の定義後に、工順工程で構成を更新できます。
構成の定義前に工順を定義する場合は、コンポーネントを有効な工順工程に割り当てるか、構成を定義するときに工程連番1に割り当てます。 代替工順を定義してから、代替構成を定義する場合は、コンポーネントを代替工順工程に割当てできます。 代替構成を定義するときに代替工順が存在しない場合は、コンポーネントをプライマリ工順工程に割当てできます。