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プランのアーカイブの概要

サプライ・チェーン・プランニングには2つのアーカイブ・タイプがあり、1つはプランに対してプランナが実行できるもの、もう1つは適切なセキュリティ権限を持つ管理者のみがMAPE統計に設定できるものとなります。

プランナは、プランのアーカイブによって、プラン・コンテキストとともにプランにメジャーをアーカイブし、プランのアーカイブ済メジャーの経時的な複数のバージョンを保存できます。 プランをアーカイブするとき、プランのアーカイブ・メジャー・カタログとして選択したメジャー・カタログに含まれる一連のメジャーをアーカイブします。

ノート:

需要、供給、需要と供給の統合、および販売と業務の計画のアーカイブを作成できます。 Oracle Planning Centralではアーカイブを使用できません。

プラン・アーカイブ

プランのアーカイブでは、ある時点の主要なメジャーをアーカイブする、複数のバージョンのプランを保存できます。 ウォーターフォール分析とトレンド分析の表およびグラフでは、プラン・アーカイブを使用して、現在のプランのデータを過去のバージョンのプランと比較します。 プランの過去のバージョンを表示すると、そのプランに対して行った戦略的かつ戦術的な変更の影響を確認できます。 プランの「処理」メニューから「比較」「アーカイブ」を選択して、個々のアーカイブとプランを比較することもできます。

たとえば、5月にプランをアーカイブした後、9月の市場の状況によってプランに対して調整が実行されました。 プランに対する調整の影響は、5月にアーカイブしたプラン・バージョンと現行プラン間でキー・パフォーマンス・インジケータの変化を確認することで分析できます。

サプライ・チェーン・プランナは、「処理」メニューから「アーカイブ」オプションを選択して、オープン・プランからアーカイブ・プロセスを実行できます。 プランナは、「プランの実行」ページで「プランのアーカイブ」チェック・ボックスを選択して、アーカイブ・プロセスを実行することもできます。 あるいは、「プランの管理」ページの「処理」メニューから「アーカイブ」オプションを選択して、プラン実行のアーカイブ・プロセスを独立して実行することもできます。

プランをアーカイブする前に、プランのアーカイブを有効にし、アーカイブ・パラメータを設定する必要があります。 構成するパラメータによって、アーカイブに使用する時間階層、タイム・レベルおよびメジャー・カタログが決まります。 「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブから移動する「スコープ: 詳細オプション」ダイアログ・ボックスで、アーカイブ・パラメータを設定します。

アーカイブが含まれるプランの完全なコピーを作成して、アーカイブ・データをバックアップすることをお薦めします。 レコードのプランに一時的な問題が発生した場合は、バックアップ・プラン・データにアクセスできます。 一方、ビジネス・シナリオをシミュレートするスタンドアロン・プランを作成する場合は、アーカイブ済メジャーを含める必要はありません。

MAPEアーカイブ

適切なセキュリティ権限を持つ管理者は、「ツール」作業領域から「プラン・アーカイブの作成」予定済プロセスを実行して、MAPE統計のアーカイブを作成できます。 一般的に、サプライ・チェーン・プランナにはMAPEアーカイブを作成する権限がありません。 ただし、必要な権限を持つ管理者には、アーカイブの作成ダイアログ・ボックスに「MAPE計算に使用可能」チェック・ボックスが表示されます。 管理者は、週次、月次または四半期のタイム・レベルでアーカイブを作成できます。 アーカイブ・レベルはプランニング・タイム・レベルに関連するため、管理者は四半期レベルのプランを四半期レベルでアーカイブします。

ノート:

アーカイブ済データを使用する需要プランおよび販売および業務プランの事前定義済メジャーを計算するには、MAPEアーカイブを使用する必要があります。 MAPEアーカイブについて計算された統計は、ウォーターフォール分析およびトレンド分析の表およびグラフの生成に使用されます。