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カレンダ詳細の表示の例: 作業オーダー

この例では、再スケジュールされた作業オーダー(つまり、提示期日が旧期日より前になったもの)について説明します。

収集された作業オーダーは、他のオーダー・タイプとは異なる方法でスケジュールされます。 プランニングで作業オーダーを再スケジュールしなかった場合、「カレンダ詳細」ウィンドウに表示される提示日は、ソース・システムから収集された日付です。

「供給および需要」ページのオーダーを確認すると、古い日付(再スケジュール前)および新しい提示日を確認できます。 「再スケジュール日数」列には、作業オーダーが前倒しまたは先送りされた組織製造カレンダの稼働日数が表示されます。 作業オーダーが再スケジュールされると(つまり、提示期日が旧期日より前になると)、「再スケジュール日数」はマイナスの数値になります。 この例では、組織製造カレンダで作業オーダーが7稼働日前倒しされています。


「供給および需要」ページのオーダーのイメージ

作業オーダーのガント・チャートを表示する場合、「移動リード・タイム」および「提示出荷日」行は表示されません。 製造オーダーは出荷も受入もされていないため、これらの日付は(計画またはその他の)製造オーダーのスケジューリングで考慮に入りません。 これはソース・システムから収集された既存の作業オーダーであり、事前プロセスのリード・タイムは適用されないため、この行も非表示になります。

組織製造カレンダは、作業オーダーのすべての提示日およびリード・タイムの計算に使用されます。

ガント・チャートの縦の赤線はプラン開始日を表し、ヘッダー・フィールドにも表示されます。 この線は、プラン開始日がガント・ウィンドウの表示部分内にある場合にのみ表示されます。


次の表で説明するフィールドと値を含む「カレンダ詳細」ビューを示す画面

作業オーダーを再スケジュールする場合、プランニングではリード・タイムを差し引いて提示日は再計算されません。 かわりに、次の表で説明するように、プランニングでは、収集された日付から再スケジュール日数を差し引くことで提示日が調整されます。

日付またはリード・タイムの行 説明
提示期日 1月14日

この例では、プランニングによって、希望入手日を満たすために作業オーダーが7日間前倒しされました。 したがって、提示期日は希望入手日(1月14日)と同じです。

マイルストン日付が重複する場合、ガント・チャートでは提示日は常に最上位に表示されます。 「提示期日」マイルストンの上にカーソルを置くと、希望入手日と提示期日の両方が1月14日であることがわかります。 希望入手日もヘッダー・セクションに表示されるため、カーソルを動かさずに、すばやく参照できます。

提示期日および他のすべての提示日の計算に使用されるカレンダは、組織製造カレンダです。 この例では、使用されるカレンダはAPSカレンダで、土曜日と日曜日が非稼働日であり、ガント・チャートのグレーのバーで表されます。

この日付およびその他すべての日付のプランニング・バケット・タイプは日です。 これにより、提示期日がプランニング・バケットの最終稼働日に移動されなかったことがわかります。これは、集計プランニング・バケットで計画する際に発生します。

事後プロセスのリード・タイム 0日

事後プロセスのリード・タイムの期間(日数)の値は、「品目」ページから取得され、シミュレーション・セットの上書きが含まれます。

この場合、事後プロセスのリード・タイムが定義されていないため、事後プロセスのリード・タイムを表すバーがガント・チャートにありません。

提示納入予定日 1月14日 品目の後処理リード・タイムを使用して提示納入予定日を計算するかわりに、組織製造カレンダで旧(回収済とも呼ばれる)納入予定日を7営業日前に調整して、提示納入予定日を計算します。
製造リード・タイム 1日

製造リード・タイムの期間(日数)の値は、品目の固定リード・タイムと可変リード・タイムを使用して計算され、シミュレーション・セットの上書きが含まれます(製造リード・タイム=固定リード・タイム+ (開始数量*可変リード・タイム)。

製造リード・タイム終了日が「提示納入予定日」に設定されます。

製造リード・タイムの開始日は、製造リード・タイムの終了日から製造リード・タイムを差し引いて、営業日のみをカウントして計算されます。 この例では、製造リード・タイムは1月14日月曜日の初めから始まり、同じ日の終わりまで続きます。

提示開始日 1月8日

「カレンダ詳細」ウィンドウに表示されている製造リード・タイムの場合、開始日は1月8日(火)で、これは必要よりも早いように見えます。

計画では、品目の製造リード・タイムを使用して提示開始日を計算するかわりに、組織製造カレンダで古い(収集済とも呼ばれる)開始日を7営業日前に調整して、提示開始日が計算されます。

製造実行ソース・システムによって設定された作業オーダー開始日では、制約なしプランニングでは考慮されない様々な制約が考慮されます。 つまり、制約なしプランニングでは、供給日間に同じ稼働日数を維持することによって、これらの制約を可能なかぎり考慮します。

提示オーダー日 1月8日

事前プロセスのリード・タイムは作業オーダーに適用されないため、提示オーダー日は提示開始日に設定されます。