プラン出力からのプランニング・メジャー・データ抽出の概要
プランニング情報は、サプライ・チェーン分析の重要な要素です。 オフライン・レポートを作成する場合や外部システムと統合する場合は、プランからプランニング・メジャー・データを抽出することが重要です。
プランナは、「プランの管理」ページの「プラン・データのエクスポート」処理を使用して、「エクスポートするサプライ・チェーン・プランニング・データの準備」スケジュール済プロセスを実行できます。 また、ナビゲータの「ツール」メニューの「スケジュール済プロセス」ページから、プロセスまたはスケジュールをジョブとして実行することもできます。
プランの分析時に、詳細なサプライ・チェーン・プランニングの複数ディメンション・プラン出力データ(メジャーおよび階層を含む)を抽出できます。 抽出は、プランに割り当てられたメジャー・カタログおよびディメンション・カタログに基づきます。 「エクスポートするサプライ・チェーン・プランニング・データの準備」スケジュール済プロセスでは、外部レポートおよび分析のためにプラン出力データが一連のファイルに抽出されます。
この抽出プロセスでは、プラン・データがカンマ区切り値(CSV)データ形式でWebCenter Contentにエクスポートされます。 この抽出にはメジャー・データが含まれ、これには自分が構成した格納済または計算済のメジャーも含まれます。 計算済メジャーの場合は、プランニング・プロセスにより、メジャー式の評価後にデータが抽出されます。 抽出は、プランに割り当てられたメジャー・カタログおよびディメンション・カタログに基づいており、ユーザー定義階層およびレベルが含まれます。 また、複数ディメンション分析の階層などのサポート情報もエクスポートされます。
プランに対して「エクスポートするサプライ・チェーン・プランニング・データの準備」スケジュール済プロセスを実行する前に、次の操作を実行する必要があります。
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1回かぎりの設定として、ログイン資格証明とのアプリケーション統合を作成します。
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Setup and Maintenance(設定および保守)作業領域にナビゲートし、Manage Setup Content(設定コンテンツの管理)タスクを選択します。
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「追加アプリケーションの統合の管理」ページで、次の項目を設定します。
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アプリケーション名: SCP_BICC_REST_CREDENTIALS
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完全なURL: アプリケーションのホスト名を入力します。 例: https://example.fa.app.oraclecloud.com
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パートナ名: SCP_BICC_REST_CREDENTIALS
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セキュリティ・ポリシー: oracle/wss_username_token_over_ssl_client_policy
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抽出を実行するユーザーが、オンプレミス・システムからクラウド・システムへのデータのアップロードおよびダウンロード・ロール(OBIA_EXTRACTTRANSFORMLOAD_RWD)にアクセスできることを確認します。
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プランの抽出オプションを構成します。 「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブに移動し、「詳細オプション」ボタンをクリックします。 「スコープ: 詳細オプション」ダイアログ・ボックスの「抽出オプション」セクションで、抽出パラメータを構成します。
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「プランの管理」ページに移動して、プランを選択します。 「プラン・データのエクスポート」を選択して、「エクスポートするサプライ・チェーン・プランニング・データの準備」スケジュール済プロセスを実行します。
次のいずれかのプラン・タイプから最下位レベルのデータを抽出できます。
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需要プラン
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需要と供給プラン
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補充プラン
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セールス・アンド・オペレーションズ・プラン
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供給プラン