需要はないが安全在庫ターゲットのあるプラン品目
品目に対する需要がまだない場合でも、安全在庫ターゲットのある品目を計画できます。
たとえば、正式に新製品について予測できない場合や販売オーダーがない場合でも、リード・タイムが長い新製品の需要をサポートするには、十分な安全在庫が必要です。
品目の予測または実績需要がまだない場合は、安全在庫プランニング方法「安全在庫数量」を使用して安全在庫を計画します。 また、「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブで、「需要として安全在庫のある品目のみを含める」オプションを選択します。 供給プランニング・プロセスでは、実績需要がない場合でも、予期しない需要が発生したときにサポートする手持在庫を確保するために、安全在庫を計画します。
「需要として安全在庫のある品目のみを含める」チェック・ボックスは、制約付きまたは制約なしの供給プランニングの「供給プラン」および「需要と供給プラン」タイプに対して使用できます。 「供給計画品目」プラン・オプションが「すべての計画済品目」に設定されている場合、このチェック・ボックスは使用できません。
需要として安全在庫のある品目のみを含めるステップ
需要のないプランで安全在庫ターゲットのある品目を計画するには、次のステップを実行します。
-
「製品情報管理」作業領域で、「品目の管理」タスクを使用して「安全在庫プランニング方法」品目組織属性を「安全在庫数量」値に設定します。
-
「供給プランニング」作業領域でプランを開き、「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブに移動します。 「供給計画品目」セクションで、「需要として安全在庫のある品目のみを含める」チェック・ボックスを選択します。
-
「プラン・オプション」ページの「安全在庫」タブに移動し、オプションを次のいずれかに設定します。
-
「安全在庫プランニング方法」フィールドを「すべての品目のユーザー指定値」値に設定します。
-
「安全在庫プランニング方法」フィールドを、「最終品目には統計、その他すべてにはユーザー指定」に設定します。 次に、「安全在庫の上書き数量の適用」チェック・ボックスを選択します。
-
「安全在庫プランニング方法」フィールドを、「最終品目には統計安全在庫、その他すべてにはなし」に設定します。 次に、「安全在庫の上書き数量の適用」チェック・ボックスを選択します。
-