標準ビジネス・シナリオの補充プランの例

このトピックでは、標準ビジネス・シナリオの補充プランの設定方法について説明します。

この例では、企業に、組織としてモデル化された物流センターがあります。物流センターには、購買元ソース・ルールがあります。 2つの倉庫は組織としても設定され、ソースからの転送ルールを使用して配送センターから商品を調達します。顧客の要求は倉庫を介して履行されます。企業では、Oracle Fusion Cloud ERPを使用します。

この例については、次の点に注意してください:

単一の補充プランを使用して、予測を生成し、ポリシー・パラメータを計算し、配送センターおよび倉庫の補充オーダーを計算およびリリースできます。
次のように個別の補充計画を使用することもできます:
- 補充プランは、転送オーダー履歴および出荷履歴を使用して、配分センターで予測を生成します。
  また、この補充プランでは、ポリシー・パラメータが計算され、配送センターの補充オーダーが計算およびリリースされます。
- 別の補充計画では、出荷履歴を使用して倉庫で予測が生成されます。
  また、この補充プランでは、ポリシー・パラメータが計算され、倉庫の補充オーダーが計算およびリリースされます。
配送センターと倉庫に1つの補充計画を使用している場合、倉庫に計画転送オーダーが作成されると、物流センターに対して同等の計画転送オーダー需要は自動的には作成されません。
倉庫で作成された計画転送オーダーがリリースおよび収集されると、計画転送オーダー需要が配送センターで作成されます。
ファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートは、データを収集するかわりにアップロードするために使用できます。
どのレベルでも、単一の補充プランまたは個別の補充プランを使用して予測を生成し、ポリシー・パラメータを計算し、補充オーダーを計算してリリースできます。