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補充プランに対するプラン・メッセージの操作に関するガイドライン

このトピックでは、補充プランのプラン・メッセージの意味と使用方法について説明します。

補充プランニング作業領域で、補充プランの実行後にプラン・メッセージを表示できます。 品目とロケーションの組合せの補充プラン内でポリシーおよび補充が計算されなかった原因を理解することで、訂正処理を実行できます。

プラン・メッセージは次の問題に対処します:

• 補充プランのサイズおよび実行

• 安全在庫の計算

• 平均日次需要の計算

• 経済的オーダー数量(EOQ)の計算など、その他の問題

補充プランのサイズおよび実行を処理するメッセージ

次の表に、補充プランのサイズと実行を処理するプラン・メッセージを示します:

メッセージ	意味	訂正処理
次の数の品目と組織の組合せが補充プランに含まれていました: {COUNT}.	補充プランでカバーされ、補充プランニングが実行される品目とロケーションの組合せの数を示します。 品目とロケーションの組合せは、補充プランの「プラン・オプション」ページのスコープ・タブで選択したセグメントとレベル・メンバーにあります。 さらに、Oracle Fusion Cloud Product Lifecycle Managementでは、MPS MRP計画のプランニング・メソッド属性がこれらの品目の補充計画に設定されます。	-
ターゲット収集が実行されたため、プランは現在のデータでリフレッシュ・モードで実行されました。	「プラン・オプション」ページで「増分計画に使用可能」チェック・ボックスが選択されており、実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで「ネット・チェンジ・データでリフレッシュ」オプションが選択されている場合でも、補充プランが現在のデータで実行されることを示します。 以前のコレクションのタイプがターゲットとされたため、現在のデータが使用されます。	-

安全在庫の計算を処理するメッセージ

次の表に、品目とロケーションの組合せの安全在庫を処理する計画メッセージを示します:

メッセージ	意味	訂正処理
MAPEを使用できなかったため、組織 {ORG} の品目 {ITEM} の安全在庫は計算されませんでした。	品目とロケーションの組合せに対して安全在庫が計算されていないことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「安全在庫計算」で「サービス・レベルベース」を選択しました。 需要は断続的ではありません。 平均平均誤差率(MAPE)は、補充プランの需要スケジュールとして使用される需要プラン、補充プランまたは外部需要スケジュールの品目-事業所の組合せには使用できません。	次のステップを実行します。 需要プラン、補充プランまたは外部需要スケジュールの品目とロケーションの組合せに対してMAPEが使用可能であることを確認してください。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
合計リード・タイムがゼロであったため、組織 {ORG} の品目 {ITEM} の安全在庫は計算されませんでした。	品目とロケーションの組合せに対して安全在庫が計算されていないことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「安全在庫計算」で「サービス・レベルベース」を選択しました。 需要は断続的ではありません。 補充リード・タイムは、購買オーダーの前処理、処理および後処理のリード・タイムと移動時間の合計、または転送オーダーの前処理および後処理リード・タイムと移動時間の合計で、品目とロケーションの組合せに対してゼロです。	次のステップを実行します。 Oracle Product Lifecycle Managementで、品目とロケーションの組合せの前処理、処理および後処理リード・タイムを設定します。 ソース・ルールまたは物流構成表の移動時間を設定します。 回収プロセスを実行します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
平均到着間時間が使用できなかったため、組織 {ORG} の品目 {ITEM} の安全在庫は計算されませんでした。	品目とロケーションの組合せに対して安全在庫が計算されていないことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「安全在庫計算」で「サービス・レベルベース」を選択しました。 需要は断続的です。 平均到着間時間は、品目表の品目とロケーションの組合せには使用できません。	次のステップを実行します。 品目表の品目とロケーションの組合せで平均到着間時間が使用可能であることを確認します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
組織 {ORG} の品目 {ITEM} の断続的需要インジケータが無効でした。 安全在庫は平均日次需要と等しく設定されました。	品目とロケーションの組合せに対して安全在庫が計算されていないことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「安全在庫計算」で「サービス・レベルベース」を選択しました。 品目とロケーションの組合せに対する品目表の「断続的需要」または「断続的需要上書き」列の値が無効です。 その結果、安全在庫は、品目とロケーションの組合せの平均日次需要に設定されています。	次のステップを実行します。 品目表の品目とロケーションの組合せの「断続的需要」列と「断続的需要上書き」列に有効な値があることを確認します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
アップロードされた安全在庫数量は、セグメント {SEG_NAME}の品目とロケーションの組合せでは考慮されませんでした。 セグメントのポリシー単位がユニットではなく日数であるため、アップロードされた数量のかわりに、セグメントに対して定義または計算された安全在庫が使用されました。	アップロードされた安全在庫数量が、指定されたセグメントの品目-事業所の組合せに対して考慮されないことを示します。 かわりに、セグメントの安全在庫上書きまたは計算された安全在庫が使用されます。 サプライ・チェーン・プランニング安全在庫レベル(ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm)のファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して安全在庫数量がアップロードされたため、このプラン・メッセージが表示されます。 アップロードされた安全在庫数量は常にユニット単位で、安全在庫の計算値または上書き値より優先されます。 ただし、セグメントの単位(UOM)は単位ではなく日です。	次のステップを実行します。 補充プランに添付されたポリシー割当セットのセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「ポリシー単位」の「単位」を選択します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。

平均日次需要の計算を処理するメッセージ

次の表に、品目とロケーションの組合せに対する需要を処理する計画メッセージを示します:

メッセージ	意味	訂正処理
組織 {ORG}の品目{ITEM}の平均日次需要が計算されませんでした。 ポリシーは計算されませんでした。	品目とロケーションの組合せに対して平均日次需要が計算されていないことを示します。 需要履歴が存在しないか、品目事業所の組合せに対して予測が生成されていないため、このプラン・メッセージがログに記録されます。 また、品目とロケーションの組合せが属するセグメントに対して、デフォルトの日次需要は指定されません。	次のステップを実行します。 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブで、「対象日数基準」で「履歴」が選択されている場合は、需要履歴が収集またはアップロードされていることを確認してください。 「対象日数基準」で「予測」が選択されている場合は、需要予測として使用される需要計画、補充計画または外部需要計画に需要予測があることを確認します。 それ以外の場合は、セグメントに対するデフォルトの日次需要を指定します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「予測の生成」および「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
セグメント {SEG}では、平均日次需要の範囲より小さいため、平均日次需要の範囲にプラン範囲日数が使用されました。	セグメント内の品目とロケーションの組合せの平均日次需要を計算するために、計画範囲内の日数が取得されることを示します。 このプラン・メッセージは、プランニング範囲が、補充プランに添付されているポリシー割当セットの「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのポリシー・パラメータ・サブタブの「平均日次需要の範囲」フィールドに指定された値より小さいために表示されます。	平均日次需要の指定範囲を考慮する場合は、次のステップを実行します: ポリシー割当セットの平均日次需要の範囲を減らすか、補充プランの「プラン・オプション」ページのスコープ・タブでバケット数を増やすことで、計画範囲の日数を増やします。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「予測の生成」および「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。

その他の問題を処理するメッセージ

次の表に、他の問題に対処するプラン・メッセージを示します:

メッセージ	意味	訂正処理
計画メソッドが補充計画に設定されていないため、組織 {ORG}の次の数の品目が破棄されました: {COUNT}.	補充プランニングが実行されていない事業所の品目数を示します。 Oracle Product Lifecycle ManagementのMPSおよびMRP計画メソッド属性が補充プランニングに設定されていないため、品目は無視されます。	次のステップを実行します。 Oracle Product Lifecycle Managementで品目の属性を設定します。 回収プロセスを実行します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「予測の生成」、「ポリシー・パラメータの計算」および「補充の計算」チェック・ボックスを選択します。
計画では、組織 {ORG}の品目{ITEM}に対して1日に10個の供給が作成されました。 オーダー・モディファイアをチェックします。	1日に品目とロケーションの組合せに対して10の補充オーダーが作成されたことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 固定オーダー数量オーダー・モディファイアまたはEOQは、非常に小さい値で使用され、数量が少ない多くの計画オーダーが生成されます。 計画オーダーの数を減らし、補充プランのパフォーマンスを向上させるために、最初の9個の計画オーダーがオーダー・モディファイアに従って生成され、残りの計画オーダーは第10個の計画オーダーにグループ化されます。 10番目の計画オーダーはオーダー・モディファイアに違反する可能性があるため、リリースされません。	次のステップを実行します。 品目とロケーションの組合せについて、品目表の「固定オーダー数量」列の値を確認および変更します。 それ以外の場合は、品目とロケーションの組合せのEOQまたはデフォルトEOQを計算するための入力をレビューして変更します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「補充の計算」チェック・ボックスを選択します。
セグメント {SEGMENT}のポリシー・パラメータが見つかりませんでした。 このセグメントの一部だった品目と事業所の組合せについて、ポリシーが計算されませんでした。	セグメント内の品目とロケーションの組合せに対して補充ポリシーが計算されないことを示します。 補充プランに添付されているポリシー割当セットで、セグメントにポリシー・パラメータが指定されていません。 したがって、セグメント内の品目とロケーションの組合せに対してポリシーは計算されません。	次のステップを実行します。 ポリシー割当てセットで、セグメントのポリシー・パラメータを指定します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
組織 {ORG}の品目{ITEM}に対してEOQが計算されませんでした。 品目原価コンポーネントをチェックします。	品目とロケーションの組合せに対してEOQが計算されていないことを示します。 次の理由により、この計画メッセージが表示されます: 補充プランに添付されたポリシー割当セットで、品目とロケーションの組合せが属するセグメントについて、ポリシー・タイプは次のいずれかです: 再オーダー・ポイント(ROP)およびEOQ Min-Maxプランニングまたは固定オーダー・サイクル、および最大数量計算メソッドは最小にEOQを加算したものです。 品目とロケーションの組合せが属するセグメントの場合、ポリシー割当セットの「セグメント・レベルのポリシー・パラメータ割当」タブのデフォルト・ポリシー・パラメータ・サブタブでデフォルトのEOQが指定されていません。 品目表の「オーダー原価」列の品目とロケーションの組合せでは、オーダーあたりの固定コストは使用できません。 年間保管費は、品目表の「年間保管費率」列の品目とロケーションの組合せでは使用できません。 標準原価は、品目表の「標準コスト」列の品目とロケーションの組合せに使用できないか、デフォルト・ポリシー・パラメータ・サブタブのセグメントにデフォルト標準原価が指定されていません。	次のステップを実行します。 EOQ計算用の算式の様々なコンポーネントについて、品目表の品目とロケーションの組合せに値が存在することを確認してください。 品目表に値が欠落している場合は、次のいずれかのステップを実行します: 品目表に値を指定します。 ポリシー割当セットで、EOQ算式の必須デフォルト、または品目と事業所の組合せが属するセグメントのデフォルトのEOQを入力します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「ポリシー・パラメータの計算」チェック・ボックスを選択します。
組織 {ORG}の品目の予測およびポリシー値が計算されていません。 有効な製造カレンダ・データは組織で使用できません。 予測およびポリシー値を取得するには、カレンダ・データを収集し、補充プランを再実行します。	指定したロケーションの品目について予測およびポリシーの値が計算されないことを示します。 この計画メッセージは、製造カレンダがその事業所に使用できないために表示されます。	次のステップを実行します。 製造カレンダが事業所に使用可能であることを確認します。 回収プロセスを実行します。 補充プランを実行します: 実行「計画」ダイアログ・ボックスのパラメータ・タブの詳細リージョンで、「現在のデータでリフレッシュ」を選択します。 「予測の生成」、「ポリシー・パラメータの計算」および「補充の計算」チェック・ボックスを選択します。