Oracle Replenishment Planningでの安全在庫の計算方法

補充計画中の安全在庫の計算方法には、補充計画のポリシー割当セットの選択によって影響します。

安全在庫の計算方法

品目とロケーションの組合せの安全在庫の計算方法は、ポリシー割当セットのポリシー・パラメータ・サブタブの「安全在庫計算」フィールドで「対象日数」または「サービス・レベルベース」を選択したかどうかによって異なります。

「対象日数」を選択した場合、次の計算が実行されます: 安全在庫=平均日次需要*対象日数

対象日数は、ポリシー・パラメータ・サブタブの「安全在庫対象日数」フィールドから取得されます。

たとえば、日次需要の平均は30で、対象日数は3です。安全在庫は90、つまり30 * 3です。
「サービス・レベル・ベース」を選択し、需要が断続的でない場合は、通常の配分式が使用されます。

次の入力は、フォーミュラの結果に影響します:
- ターゲット・サービス・レベル率。この値が品目表の「サービス・レベル・パーセント」列に存在しない場合、ポリシー・パラメータ・サブタブの「ターゲット・サービス・レベル率」フィールドから取得されます。
- 平均平均誤差率(MAPE)。補充プランの需要スケジュールとして使用される需要プラン、補充プランまたは外部需要スケジュールから取得されます
- 平均日次需要
- 補充リード・タイム。次のように計算されます:
  - 購買オーダーの場合、リード・タイムは前処理、処理および後処理のリード・タイムと移動時間の合計です。
  - 転送オーダーの場合、リード・タイムは前処理リード・タイムと後処理リード・タイムの合計と移動時間です。
「サービス・レベルベース」を選択し、需要が断続的である場合、ポアソン分布式が使用されます。

次の入力は、フォーミュラの結果に影響します:
- 補充リード・タイム中の需要数
- ターゲット・サービス・レベル率。この値が品目表の「サービス・レベル・パーセント」列に存在しない場合、ポリシー・パラメータ・サブタブの「ターゲット・サービス・レベル率」フィールドから取得されます。