未請求受入経過勘定の作成

「未請求受入経過勘定の作成」プロセスでは、期間終了時経過勘定に設定された購買オーダーの受入に対して計上する借方会計仕訳と貸方会計仕訳のペアが作成されます。

「レポート」経過勘定実行モードでプロセスを実行することで、期末に備えて未請求の受入経過勘定金額をモニターできます。しかし、「会計」経過勘定実行モードでプロセスを実行して、最終経過勘定配分を作成する必要があります。これは、期間に対して買掛/未払金をクローズした後で、計上された期末経過勘定がレビューした値と同じになるようにします。

「未請求受入経過勘定の作成」プロセスを実行するたびに、未請求受入経過勘定レポートを実行してレビューできるレポート用のデータが作成されます。

ノート:

選択した期間について、会計モードでプロセスを実行した場合、このプロセスをレポート・モードで再実行することはできません。選択した期間の後続のプロセスの実行は、会計モードである必要があります。

「受入会計」作業領域で、「未請求受入経過勘定の作成」タスクを選択します。

表にリストされているパラメータに適切な値を入力します。

パラメータ	説明
請求先ビジネス・ユニット	特定の請求先ビジネス・ユニットに対してプロセスを実行できます。データ・アクセス権があり、待ち状態のトランザクションがある請求先ビジネス・ユニットの利益センター・ビジネス・ユニットのデータのみが処理されます。選択した請求先ビジネス・ユニットへのデータ・アクセス権がない場合、プロセスは警告ステータスで終了します。
経過勘定実行モード	このプロセスは、「レポート」または「会計」モードで実行できます。「会計」モードでプロセスを実行すると、最終経過勘定配分が作成され、一般会計に転記する準備が整います。
会計期間	プロセスを実行する会計期間。
期末経過勘定期限および会計日	期末経過勘定および会計期限日を入力します。日付を選択しない場合、会計期間の最終日が期限日と会計日とみなされます。
コミット制限	コミット制限を入力して、処理セットのサイズを微調整します。ほとんどの場合、デフォルト設定で十分です。
購買オーダー・ステータスを含める	購買オーダー・ステータスを選択して、期末経過勘定金額の作成に考慮する必要がある購買オーダーをフィルタします。デフォルトでは、期末経過勘定金額をコンピュートするための受入に対して、オープンまたはクローズ済ステータスの購買オーダーのみが考慮されます。

「送信」をクリックします。

このプロセスでは会計配分が作成され、「受入会計配分のレビュー」ページでレビューできます。「受入会計配分のレビュー」ページで、トランザクション・タイプが「期末経過勘定」のトランザクションを検索します。ページを下にスクロールして「配分」タブと「仕訳」タブを選択し、会計詳細を表示できます。