手数料課金ルールの延長
サービス・ロジスティクスで料金を転記するカスタム処理ルールを定義できます。
サービス・ロジスティクスでは、イベント・サブスクリプション・モデルを使用して、Oracle Integration Cloudに統合を定義できます。 この統合では、報告ヘッダー更新済イベントのカスタム・ルール処理が実行されます。 カスタム・ルール・チェックが失敗すると、統合によって「1つの報告の更新」REST APIがコールされ、報告ヘッダー・ステータスが「レビューが必要」に更新されます。 カスタム・ルール・チェックに合格すると、統合によって、報告ヘッダーIDおよびPOSTCHARGESCUSTOM統合を含む「報告手数料の自動処理」ESSジョブが発行されます。
ルールの転記を設定して、カスタム・ルールを使用するか、カスタム・ルールと自動処理ルールUIで定義したルールの両方を組み合せることができます。 自動処理ルールUIを使用して処理ルールを定義すると、「課金の転記」プロセスによって、実装したカスタム・ルールと自動処理ルールの組合せが実行されます。
Service Logisticsがカスタム・ルールを処理する方法の概要を次に示します:
- カスタム・ルール処理は、ユーザーがサービス・ロジスティクスUIで「手数料の転記と終了」をクリックすると機能します。
- この機能が有効になっている場合、「ルール・チェック付き課金の転記」権限を持つユーザーが課金の転記を行うと、「報告ヘッダー更新済」イベントが公開されます。ノート: 「課金の転記」権限を持つユーザーのルール・チェックはありません。
- イベントが公開されると、課金転記プロセスはそれ以上の処理を停止して終了します。
手数料転記ルールを拡張するには、次の設定を確認する必要があります:
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「手数料の自動転記」機能をオプト・インします。ノート: この機能をすでにオプトインしている場合は、再度オプトインする必要はありません。
- 「手数料の転記時にカスタム・ルール処理を使用可能にする」プロファイルの値を「はい」に設定します。
- Oracle Integration Cloudでカスタム統合を定義すると、報告ヘッダー更新イベントが発生します。
ノート: 詳細は、サービス・ロジスティクスとフィールド・サービスの統合ガイドを参照してください。
- 報告手数料の自動処理ESSジョブは、自動処理ルールUIを使用して定義されたルールを実行します(このようなルールが存在する場合)。 一部のルールが失敗した場合、報告ヘッダーおよび明細は「レビュー要」ステータスに設定されます。 ルール・チェックが成功すると、課金が転記されます。