「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスのスケジュール
「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスを実行して、セキュリティ・コンソールを設定および維持する必要があります。 実装中、「ユーザーおよびロールのアプリケーション・セキュリティへのインポート」タスクを実行してこのプロセスを実行します。
プロセスでは、ユーザー、ロール、権限およびデータ・セキュリティ・ポリシーがLDAPディレクトリ、ポリシー・ストアおよびアプリケーション・コア付与スキーマからOracle Fusion Applicationsのセキュリティ表にコピーされます。 Oracle Fusion Applicationsのセキュリティ表にこの情報を含めることにより、セキュリティ・コンソールの補助検索機能を迅速かつ確実に行うことができるようになります。 プロセスを初めて完了まで実行した後、「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスを毎日実行するようにスケジュールすることをお薦めします。 このトピックでは、プロセスのスケジュール方法を説明します。
プロセスを実行すると、前回実行されてから行われた変更のみがコピーされます。
プロセスのスケジュール
次のステップを実行して、「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスをスケジュールします。
-
「スケジュール済プロセス」作業領域を開きます。
-
「概要」ページの「検索結果」セクションで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
-
「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスを検索して選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「拡張」をクリックします。
-
「スケジュール」タブで、「実行」を「スケジュールの使用」に設定します。
-
「周期」を「日次」に、「実行間隔日数」を「1」に設定します。
-
開始および終了日時を入力します。 開始時間は、「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスの日次実行後になります。
-
「送信」をクリックします。
-
「OK」をクリックして確認メッセージを閉じます。
同期プロセス・プリファレンスのレビュー
セキュリティ・コンソールの「管理」タブの「一般」サブタブで、「同期プロセス・プリファレンス」オプションを設定できます。 このオプションでは、「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」プロセスの実行を知らせる頻度を制御します。 デフォルトでは、プロセスが過去6時間に正常に実行されている場合にのみ警告が表示されます。 プロセスを毎日実行するようにスケジュールした場合は、このオプションを24よりも大きな値に設定できます。