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サービス・リクエストのディープ・リンク

ディープ・リンクは、別のページを指すリンクです。 新しいサービス要求の作成や、既存のサービス要求の編集をユーザーが実行できるページにリンクできます。 このトピックを読み、これらのリンクの構成方法を学習します。

リンクを作成したら、そのリンクを他のユーザーに送信したり、レポートやユーザー・インタフェース・ページなどの任意のページに手動で追加できます。

このトピックでは次の内容を説明します。

  • ディープ・リンクによる方法

  • リンクの取得による方法

  • 手動URLによる方法

  • リンクを使用できる場所

  • ユーザー認証によるターゲット・ページへの安全なアクセスの実現

ディープ・リンクによる方法

サービス要求ページへのディープ・リンクを作成するには、次の2つの方法のいずれかを使用できます。

  • リンクの取得による方法

    この方法を使用すると、サービス要求の詳細ページ(編集ページ)へのリンクを簡単に取得できます。

  • 手動URLによる方法

    この方法を使用すると、任意のサービス要求ページにリンクできます。 ユーザーによる新しいCRMまたはHRヘルプ・デスクのサービス要求の作成が可能な場所にリンクできる他、既存のサービス要求の詳細ページにリンクできます。

    これは、URL自体にパラメータを指定して目的のページに正確にリンクできるという柔軟性を持つ便利な方法です。 たとえば、特定のアカウントや製品グループのサービス要求をユーザー自身で作成できるページにリンクできます。

リンクの取得による方法

リンクの取得による方法は、ディープ・リンクを取得する最も簡単な方法ですが、サービス要求の詳細ページ(編集ページ)に対してのみ機能します。 自動的に生成されたディープ・リンクを取得するには:

  1. リンクするサービス要求の詳細ページ(編集ページ)にナビゲートします。

  2. 「アクション」「リンクの取得」をクリックします。

  3. [Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押してリンクをコピーします。

  4. リンクを共有します。

手動URLによる方法

サービス要求作成ページにリンクする場合、または詳細ページの要約タブ以外の特定のサブタブにリンクする場合は、手動URL方法を使用する必要があります。 フォーカスが要約サブタブにある詳細ページにリンクするときに、この方法を使用することもできますが、「リンクの取得」を使用したほうが簡単です。

手動URLによる方法を使用するには、4つのURLパターンから選択してディープ・リンクを作成します。 どのパターンでも、サービス要求作成のビジネス・ケースでの特定のニーズを満たす様々なパラメータ値を指定できます。 作成したリンクに応じて、ユーザーはサービス要求の作成ページまたは特定のレコードにナビゲートできます。

ユーザーによる新しいCRMサービス・リクエストの作成が可能なページにリンクするには、次の構文を使用します。

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST&action=CREATE_IN_TAB

ユーザーによる新しいHCMサービス・リクエストの作成が可能なページにリンクするには、次の構文を使用します。

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST_HCM&action=CREATE_IN_TAB

既存のCRMサービス要求(この例では、サービス要求SR0000033095)にリンクするには、次の構文を使用します。

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST&objKey=srNumber%3DSR0000033095&action=EDIT_IN_TAB

既存のHCMサービス要求(この例では、サービス要求SR0000033095)にリンクするには、次の構文を使用します。

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST_HCM&objKey=srNumber%3DSR0000033095&action=EDIT_IN_TAB

次の構文を使用して、特定のサブタブ(この例では「メッセージ」サブタブ)にリンクできます。

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST&objKey=srNumber%3DSR0000033095%3BselectedSubTabName%3DMessages&action=EDIT_IN_TAB

  • https://<hostname>:<port>/fscmUI/faces/deeplink?objType=SVC_SERVICE_REQUEST_HCM&objKey=srNumber%3DSR0000033095%3BselectedSubTabName%3DMessages&action=EDIT_IN_TAB

ヒント:

インスタンスの実際のホーム・ページから、URLの最初の部分https://<hostname>:<port>/をコピーします。

ノート:

ディープ・リンクに#文字が含まれている場合、ディープ・リンクは機能しません。 また、@、^、*などの特殊文字は、バックスラッシュ文字\が前に付いている場合にのみ使用できます。 たとえば、正規表現では*のかわりに\*を使用する必要があります。 正規表現での特殊文字の使用の詳細は、オープン・ソースのドキュメントで正規表現を参照してください。 正規表現を変更した後は、引き続き機能していることをバリデータを使用して確認してください。

次の表に、サービス要求のディープ・リンク・パターンの要素を示します。

パラメータ

摘要

objType

SVC_SERVICE_REQUEST

SVC_SERVICE_REQUEST_HCM

CRMサービス・リクエストにリンクするには、SVC_SERVICE_REQUESTを使用します。

HCMサービス・リクエストにリンクするには、SVC_SERVICE_REQUEST_HCMを使用します。

objKey

次に示すのは、よく使用されるobjKeyパラメータの使用可能なフィールド(属性)のリストです。

作成ページにリンクする場合は、次に示すフィールドの一部およびすべてを渡すことができます。 また、すべてのフィールド(サービス要求オブジェクト用に公開されているカスタム・フィールドを含む)を使用することもできます。 カスタム・フィールドを使用する場合、ディープ・リンクURLでは表示名ではなくカスタム・フィールドのAPI名を使用してください。

編集ページにリンクする場合は、srNumberパラメータのみを渡します。

  • srNumber

  • srID

  • accountid (またはaccountPartyId)

  • primarycontactid (またはprimaryContactId)

  • productgroupid (またはproductGroupId)

  • productid (またはinventoryItemId)

  • partneraccountid (またはPartnerAccountPartyId)

  • assetid (またはassetId)

objKeyパラメータはオプションで、通常はレコード識別子に使用されます。

作成ページにリンクする場合は、objKeyパラメータに複数のフィールドを追加して、作成ページに値を事前移入できます。 たとえば、あるURLに対し、製品IDとプライマリ担当者IDの両方を指定して、サービス要求の作成ページに事前移入できます。

objKeyはキーと値のペアを取ります。 フィールドとフィールド値の両方を指定します。

作成ページにリンクする場合は、&記号を使用して、objKeyパラメータに複数のペアを指定できます。

たとえば: objKey=accountPartyId%3D456&productGroupId%3D789

selectedSubTabName

  • 「メッセージ」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Messages

  • 「顧客対応履歴」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Interactions

  • 「担当者」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Contacts

  • 「チーム」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Team

  • 「アクティビティ」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Activities

  • 「リンクされた項目」サブタブにリンクするには、次の値を使用します。LinkedArticles

  • 「マイルストン詳細」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Milestones

  • 部品詳細サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Parts

  • 「作業オーダー」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: WorkOrders

  • 「監査履歴」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Audits

  • 「ソーシャル」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: Conversations

  • 「アクション・プラン」サブタブにリンクするには、次の値を使用します: ActionPlan

selectedSubTabNameパラメータは省略可能です。 このパラメータを使用して、既存のレコードのサブタブに直接リンクします。

action

CREATE_IN_TAB

EDIT_IN_TAB

動的タブ・モードで「サービス要求の作成」ページを開きます。

動的タブ・モードで既存のサービス要求を編集します。

リンクの割当て

ディープ・リンクは次に対して追加できます。

  • レポート

    レポートにディープ・リンクを追加するには、BIコンポーザまたはAnalyticsアンサーを使用します。

  • ユーザー・インタフェース・ページ

    アプリケーション・コンポーザでサービス要求オブジェクトの「アクションおよびリンク」ノードにナビゲートし、目的のディープ・リンクを使用してアクションまたはリンクを作成します。 次に、アプリケーション・コンポーザを使用して、アクションまたはリンクをオブジェクトのユーザー・インタフェース・ページに追加します。

    ノート: 「承認」ページでは、ディープ・リンクはトップレベルのカスタム・オブジェクトおよび次の標準オブジェクトに対してのみサポートされます。
    • アカウント
    • 担当者
    • 世帯
    • リード
    • 商談
    • パートナ
    • アクティビティ
    • ビジネス・プラン
    • サービス・リクエスト
  • 外部のサードパーティ・アプリケーション

    ディープ・リンクを作成して、サービス要求ページに直接リンクします。

安全なアクセスのためのユーザー認証

ディープ・リンク・サーブレットには認証が必要です。 まだ認証を受けていない場合は、サインインしないとターゲット・ページにアクセスできません。 サインインすると、ターゲット・ページにリダイレクトされます。 ディープ・リンクのクリック時に認証が済んでいる場合は、ターゲット・ページがすぐに表示されます(サインインは要求されません)。