標準レイアウトとカスタム・レイアウト
標準レイアウトは、編集できないプリスティン・モデル・レイアウトです。 カスタム・レイアウトは、編集可能な標準レイアウトのコピーです。
アップグレードをシームレスにするために、標準レイアウトが存在します。 新しいリリースにアップグレードすると、Oracleでは各オブジェクトの標準レイアウトのみがアップグレードされます。 カスタム・レイアウトは影響を受けません。 これにより、アップグレード後すぐに作業を続行しやすくなります。 その間に、アップグレードの一環として標準レイアウトに発生した変更を確認し、必要に応じて手動でそれらの変更を組み込むことができます。
アップグレード後、作成ページなどのページ・タイプの既存のカスタム・レイアウトをすべて非アクティブ化することで、新しくアップグレードした標準レイアウトを簡単に確認できます。 次に、ユーザーとしてサインインして、実行時に標準レイアウトを表示します。 作成ページの変更を確認し、必要に応じてアプリケーション・コンポーザに戻り、それらの変更を作成ページのカスタム・レイアウトに組み込み、再アクティブ化します。
オブジェクトに一部のページ・タイプ用の1つ以上のカスタム・レイアウトがあり、他のページ・タイプにはない場合、Oracleでは、そのオブジェクトが変更されるページ・セット全体が考慮されます。 アップグレードの一環として、Oracleは次を行います:
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通常どおり、すでに存在するカスタム・レイアウトには触れません。
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カスタム・レイアウトがないページのカスタム・レイアウトを作成します。 これらの新しいカスタム・レイアウトでは、アップグレード前にユーザーが経験した内容が保持されます。
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通常どおり、すべての標準レイアウトをアップグレードします。
標準レイアウトは編集できないモデル・レイアウトであるため、標準レイアウトが実行時に表示される場合は、ページ・コンポーザを使用してページを変更できません。 ただし、顧客はページをパーソナライズできます。
ページ・レイアウトが予期したとおりに表示されていない場合は、レイアウトを再作成してみてください。