「ユーザーの作成」タスクを使用したOracle HCM Cloudユーザーの作成
実装中に、「ユーザーの作成」タスクを使用して、テスト用のアプリケーション・ユーザーを作成できます。 このタスクでは、デフォルトでは最小限の個人レコードとユーザー・アカウントが作成されます。 実装後、アプリケーション・ユーザーを作成するには、「従業員の採用」などのタスクを使用します。
実装の完了後は、「ユーザーの作成」タスクは推奨されません。 このトピックでは、「ユーザーの作成」タスクを使用してテスト・ユーザーを作成する方法について説明します。
サインインし、次のステップを実行します。
-
を選択して、「個人の検索」ページを開きます。
-
「検索結果」セクションで「作成」アイコンをクリックします。
「ユーザーの作成」ページが開きます。
個人詳細の入力
次のステップを実行します。
-
ユーザー名を入力します。
-
「Eメール」フィールドに、ユーザーのプライマリ勤務先Eメールを入力します。
ヒント:Eメール検証が有効な場合、Eメールがすでに存在する場合は警告が表示されます。
-
「採用日」フィールドに、就業者の場合は採用日を入力します。 他のタイプのユーザーの場合は、ユーザーの開始日を入力します。 この日付は、ユーザーの作成後は編集できません。
ユーザー詳細の入力
ユーザー・アカウントを作成するか、既存のスタンドアロン・ユーザー・アカウントをリンクできます。
ユーザー・アカウントを作成するには、「ユーザー名の入力」を選択します。 「ユーザー名」フィールドを空白にした場合、ユーザー名は企業のデフォルト形式に従って自動で生成されます。 この場合、企業でユーザー・アカウントの自動作成を有効にする必要があります。 有効なユーザー名を入力すると、その名前が使用されます。
セキュリティ・コンソールまたはSCIM (REST) APIを使用してスタンドアロン・ユーザー・アカウントを作成している場合もあります。 これらのタイプのユーザー・アカウントは、個人レコードにリンクされません。 このようなアカウントを新しい個人レコードにリンクするには:
-
「ユーザー・アカウントのリンク」を選択します。
-
「リンク」アイコンをクリックして、「ユーザー・アカウントのリンク」ダイアログ・ボックスを開きます。
-
「ユーザー・アカウントのリンク」ダイアログ・ボックスで、ユーザー・アカウントを検索して選択します。 すでに個人レコードにリンクされているアカウントは、ここには表示されません。 アカウントは任意のステータスになっています。 リンクしたときに、そのステータスが変更されることはありません。
-
「OK」をクリックしてアカウントをリンクします。
「ユーザーの編集」ページでは、必要に応じてユーザー詳細を編集し、別のユーザー・アカウントをリンクできます。 既存のユーザー・アカウントへのリンクは自動的に削除されます。
ユーザー通知プリファレンスの設定
アカウントの作成時に新規ユーザーのサインイン詳細が記載された通知を送信するかどうかは、「ユーザー名およびパスワードの送信」オプションで制御します。 このオプションは、次の場合にのみ有効になります。
-
セキュリティ・コンソールで、デフォルトのユーザー・カテゴリに対して通知が有効である。
-
適切な通知テンプレートが存在している。
たとえば、事前定義済の「新規アカウント・テンプレート」通知テンプレートがデフォルトのユーザー・カテゴリに対して有効な場合、ユーザーに通知が送信されます。
このオプションの選択を解除した場合は、後で「ユーザー名およびパスワードEメール通知の送信」プロセスを実行して通知を送信できます。 通知はユーザーの勤務先Eメールに送信されます。 ユーザーが勤務先Eメールを持っていない場合、通知はユーザーのライン・マネージャに送信されます。 送信時には、適切な通知テンプレートが有効化されている必要があります。
雇用情報の入力
次のステップを実行します。
-
「Personタイプ」の値を選択します。
-
「雇用主」および「ビジネス・ユニット」の値を選択します。
ロールの追加
次のステップを実行します。
-
「ロールの自動プロビジョニング」をクリックします。 これまでに入力した情報に基づいて、ユーザーが条件を満たしているロールが「ロール要求」テーブルに自動で表示されます。
ノート:既存のユーザー・アカウントをリンクした場合、すでに外部で手動でアカウントに割り当てられているロールが「ロール」セクションに表示されます。 「ロールの自動プロビジョニング」をクリックすると、それらのロールに対するユーザーの権限がレビューされます。 これまでに入力した雇用情報に基づいてユーザーがロールの条件を満たしていない場合は、それらの削除が要求されます。
-
ロールをユーザーに手動でプロビジョニングするには、「ロールの追加」アイコンをクリックします。 「ロールの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。
-
目的のロールを検索して選択します。 条件を満たしているロール・マッピングに、「要求可能」オプションが選択されているロールが表示されます。
選択したロールが、「追加要求済」ステータスで「ロール要求」領域に表示されます。 「保存してクローズ」をクリックすると、ロール要求が作成されます。
追加するロールについてステップ2および3を繰り返します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。