フロー・パターン・コンポーネント
フロー・パターンの使用を開始する前に、フロー・コンポーネントを理解するための標準のフロー・パターンについて説明します。
フロー・パターンを検索および選択するには、「自分のクライアント・グループ」の「給与」にある「給与フロー・パターン」タスクを使用します。
たとえば、事前定義済の「給与計算」フローを検索し、「編集」をクリックします。 独自のフロー・パターンを作成するときに、この表の情報に基づいてフィールド・オプションまたは値を選択します。
フィールド |
説明 |
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フロー・ステータス |
このフィールドを使用して、フローの送信方法を定義します。 いずれかのオプションを選択します。
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コネクタ・ステータス |
このフィールドを使用して、フロー結果に含める内容を決定します。 次のいずれかのオプションを選択します:
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コネクタ名 |
このフィールドを使用して、フロー・コネクタ・ルールの目的でフロー・パターンを識別します。 このフィールドは、フロー・パターンの名前にデフォルト設定されます。 |
LDG要 |
このフィールドを使用して、他の国別仕様データ・グループ(LDG)へのフローの使用可能性を決定します。 次のいずれかのオプションを選択します:
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「給与フロー・パターン」ページのこれらのタブを使用して、フロー内のフロー・コンポーネントおよびタスクをさらに定義します。
フロー・コネクタ
「コネクタ」タブを使用して、フロー・パターン・レベルでフローをリンクし、ダウンストリーム処理のフロー結果を連結します。 「接続フロー」フィールドを使用して、給与計算結果を連結するために接続するフローを選択します。 ルールはフローのすべてのインスタンスに自動的に適用されるため、フローを送信するたびにコネクタ・ルールを手動で定義する必要はありません。
詳細は、ヘルプ・センターの「フロー・コネクタを構成するための考慮事項」のトピックを参照してください。
Tasks
タスク・リストを確認し、必要に応じて新しいタスクをフロー・パターンに追加します。 アクティビティまたはタスク・グループ内のタスク名、摘要およびその配置を編集できます。
アクティビティおよびタスク・グループは、送信されたフロー・インスタンスをチェックリストで階層的に表示する方法を定義します。 この例では、アクティビティは「計算」で、タスク・グループは「給与の計算および検証」です。
タスクを編集して、タスク・パラメータ、所有者およびチェックリスト情報、およびタスク所有者を送信する通知を更新します。
オプションで、タスクに対して「エラー後の処理」チェック・ボックスを選択して、直前のタスクがエラーの場合でも後続のタスクを処理できるようにします。 これにより、フローの継続が保証されます。
たとえば、タスクA -> B -> Cのフローがある場合、タスクBに対して「エラー後の処理」を選択しないかぎり、タスクAがエラーの場合、タスクBは実行できません。 同様に、タスクCに対して「エラー後の処理」を選択すると、タスクBのステータスに関係なくタスクCが実行されます。 フローの完了後、必要に応じて、エラーの表示、修正、エラーのロールバックおよびフローの再送信を行うことができます。
タスク順序
このフローにはタスクが1つしかないため、フロー・タスクの順序は「フローの開始」>「給与の計算」>「フローの終了」です。
より複雑なマルチタスク・フローの場合は、「タスク順序」タブを使用して、タスク順序を確認し、必要に応じてタスクの順序変更、追加または削除を行います。 フロー内の一部のタスクは、前のタスクの結果に基づいて使用されます。
パラメータ
「パラメータ」タブを使用して、フロー・パラメータを定義します。フローの送信時に手動で入力するパラメータと、デフォルトまたは導出された値があります。 ここでパラメータのプロパティを定義します。 たとえば、パラメータが必須かオプションかを指定し、UIにパラメータを表示するかどうか、表示形式などを指定します。
詳細は、ヘルプ・センターの「フロー・パターン・パラメータ」トピックを参照してください。
アウトバウンド統合
「アウトバウンド統合」タブを使用して、給与フロー・アウトバウンドAPI通知機能でアウトバウンド通知を構成します。 フロー内のタスクが完了すると、完了メッセージが外部ダウンストリーム・サーバーに送信されます。 タスクが完了すると、サーバーは自動通知を受け取り、ダウンストリームの非給与プロセスをトリガーします。
レビュー
「レビュー」タブを使用して、「チェックリスト」ページでのフローの編成および表示方法をプレビューします。