ワークシート列の表示およびアクセス・プロパティ
列の表示およびアクセスを制御するには、「列プロパティの構成」ページのオプションを使用します。 構成する列のタイプによって、このセクションが使用可能かどうかが決まります。
メイン列の設定
メイン列の設定を使用して、列をワークシートに含めるかどうか、および個人がデータの表示のみを行うことができるか、更新も行うことができるかを決定します。 列を有効にする場合、マネージャがそれを表示することを選択するまで表示されないようにするかどうかも指定できます。 最初に列を非表示にする場合は、マネージャがそれを表示できるように、「処理」タブで「表示」を有効にする必要があります。 一般的な列アクセスを制御することもできます。 ロールベースの上書きを設定した場合、メイン列のアクセス設定は、上書きの一部として識別されないすべてのロールに適用されます。
ロールベースの上書き
ロール別に列の表示およびアクセスを調整できます。 上書きするメイン列の設定を選択します。 次に、追加されたロールを持つ個人とそれらを持たない個人のどちらに上書きを適用するかを指定します。 さらに、該当するロールを追加します。 ロールベースの上書きは、メイン列の表示およびアクセス設定より優先されます。
ほとんどのロールに適用するメイン列の設定を構成することをお薦めします。 その後、影響を受けるロールが最も少なくなるように、上書き設定を構成します。
構成例
ライン・マネージャ以外の全員に現在の支給率列が表示されるようにします。
- 「給与範囲支給率 - 現在」列を有効にします。
- 列プロパティの「表示およびアクセス」セクションで、「設定の上書き」を「使用不可」に設定します。
- 「条件」を「ユーザーには、これらのいずれかのロールがあります」に設定します。
- 「ライン・マネージャ」ロールを追加します。
全員に「個人パフォーマンス係数」ユーザー定義列が表示されるようにしますが、報酬マネージャのみが値を更新できるようにします。
- ユーザー定義数値列を有効にし、「個人パフォーマンス係数」という名前を付けます。
- 列プロパティの「表示およびアクセス」セクションで、「設定の上書き」を「更新可能」に設定します。
- 「条件」を「ユーザーには、これらのいずれかのロールがあります」に設定します。
- 「報酬マネージャ」ロールを追加します。
全員が「個人パフォーマンス係数」ユーザー定義列を表示および更新できるようにします。 報酬マネージャでもライン・マネージャでもない代替承認者にはその表示も更新も許可しません。
- ユーザー定義数値列を有効にし、「個人パフォーマンス係数」という名前を付けます。
- 列プロパティの「表示およびアクセス」セクションで、「設定の上書き」を「使用不可」に設定します。
- 「条件」を「ユーザーには、これらのいずれのロールもありません」に設定します。「ライン・マネージャ」および「報酬マネージャ」ロールを追加します。