個人のエレメントの原価計算および原価計算の保護
「エレメント適格原価計算および個人原価計算でのエレメント・セキュリティ使用可能」機能を使用して、次のものを保護します:
- エレメントの原価計算
- エレメント別個人の原価計算
エレメントの原価計算
有効にすると、「要素の原価計算」ページに、データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル権限に基づいて表示および管理するためのアクセス権を持つ要素が表示されます。
個人原価計算
「給与」の「個人の原価計算」クイック処理を使用して、給与関係またはアサイメント別の個人の原価要素を作成します。 給与関係を追加すると、ページに表示できるエレメントおよび原価は、エレメント・セキュリティ・プロファイルによって制限されます。
機能アップグレード・フローの実行
この機能を有効にするには、「機能アップグレード・フローの実行」を使用して、フロー送信ページで「エレメント適格および個人原価計算でのエレメント・セキュリティ使用可能」機能を選択し、フローを送信する必要があります。
これは1回かぎりのアップグレードで、一度完了するとアップグレード・プロセスを元に戻すことはできません。
ユーザー定義ジョブ・ロールの変更
この機能を有効にする場合は、この「エレメントの原価計算の管理」集計権限もユーザー定義ジョブ・ロールまたは作成した新しいジョブ・ロールに追加する必要があります。
- ORA_PAY_MANAGE_COSTING_OF_ELEMENT
- 給与実装職務
- 給与実装表示職務
ジョブ・ロールの実装方法に応じて、次の変更を行います:
- 提供されているジョブ・ロール、または集計権限を継承する前述の職務ロールの1つを使用する場合は、それ以上のアクションを実行する必要はありません。
- 機能権限「エレメントの原価計算の管理」(PAY_MANAGE_PAYROLL_ELEMENT_CRITERIA_COSTING_PRIV)を持つユーザー定義ジョブ・ロールまたは職務ロールがある場合は、そのジョブ・ロールを削除して集計権限を付与する必要があります(エレメントの原価計算の管理) - ORA_PAY_MANAGE_COSTING_OF_ELEMENT). このステップがないと、原価計算ページ内のエレメントにアクセスできなくなります。 ノート: 個人の原価計算の管理には、セキュリティの変更は必要ありません。