1. Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張
  2. 個別報酬
機械翻訳について

個別報酬

このトピックでは、個別報酬プロセスの実装に関する考慮事項を示します。

報酬の設定管理、個別報酬および個人報酬

通常は、このような場合にフィールド値のデフォルトと検証を使用できます。

  • 次の四半期の1日より後に従業員のみが報奨を作成できるように「時期」の日付をデフォルト設定します。
  • 現在の会計年度(4月1日から3月31日)になるように「時期」の日付を検証します
  • 臨時賞与が2024年4月1日または2024年10月1日に有効であることを検証します
  • 新規採用賞与が$3000を超えないことを検証します
  • 車両手当増加が10%以下であることを検証します
  • 新規報酬が月の17日以前に開始されることを検証します
  • 報奨提示が一度に1つのみ送信されることを検証します
  • バスとタクシーの払戻が一緒に請求されていないことを検証します

この表は、報酬の設定管理、個別報酬および個人報酬に対してサポートされている属性、例外および実装に関する推奨事項を示しています。

これは、「自分のクライアント・グループ」タブからアクセスする「報酬の設定管理」ページ、「自分のチーム」タブと「自分のクライアント・グループ」タブからアクセスする「個別報酬」ページ、および「自分」タブからアクセスする「個人拠出金」ページに適用されます。

値のデフォルト設定の条件内 フィールド値のデフォルト設定 値の検証の条件内 フィールド値の検証 実装ガイドライン
  • ユーザー・ロール
  • 雇用主
  • ビジネス・ユニット
  • 国
  • 処理日

「時期」セクション

  • ユーザー・ロール
  • 雇用主
  • ビジネス・ユニット
  • 国
  • 処理日

「報酬」セクション

  • ユーザー・ロール
  • 雇用主
  • ビジネス・ユニット
  • 国
  • プラン
  • オプション
  • 開始日
  • 終了日
  • 値
  • 通貨
  • 法的エンティティ
  • 作成または編集
  • 現在の割付*

これらのフィールドは、拡張式を使用して検証できます

  • 処理日

レコード・レベル属性

  • プラン
  • プラン・オプション
  • 開始日
  • 終了日
  • 通貨
  • 法的エンティティ
  • 作成または編集

セクション・レベル属性

  • 現在の割付
  • 処理日のみをデフォルト設定し、個別報酬セクション・データを検証できます。
  • レコードまたはセクション・レベルで検証できます。
    • 編集パネル・ドロワーで「保存」をクリックすると、レコード・レベルの検証がトリガーされます。
    • プロセスで「続行」をクリックすると、セクション・レベルの検証がトリガーされます
    • 現在のすべての割付レコードが現在の割付属性で使用可能になります。
    • 前述のレコード・レベル・フィールドで、レコードを反復処理してルールを作成できます。
    • セクション・レベルのルールは、拡張式モードを使用してのみ記述できます。
  • 「プラン」値リストおよび「プラン」 - 「ビジネス・ルール」のオプション値リストは、「個別報酬プラン」機能権限: 個別報酬の変動報酬プランの定義(CMP_DEFINE_VARIABLE_COMPENSATION_PLAN_FOR_INDIVIDUAL_COMPENSATION)によって保護されます。 これは、ビジネス・ルール設計時にユーザーが「プラン」値リスト、「プラン」 - オプション値リストの値を表示するために必要です。 このセキュリティがない場合、値リストの値は表示されません。
  • 個別報酬フィールドで初期値を使用して、古い値と新しい値を比較できます
  • 現在の割付は、拡張式を使用した検証の作成中にのみアクセスできます。

例

報奨が次の四半期の1日より後に従業員のみが作成できるようにするデフォルト日付。

拡張式 

let effectiveDate = new Date();
let currentQuarter = Math.floor((effectiveDate.getMonth() + 3) / 3);
 
// Get first date of current quarter
effectiveDate.setDate(1);
effectiveDate.setMonth((currentQuarter - 1) * 3);
 
// Use this technique for year rollover
effectiveDate.setMonth(effectiveDate.getMonth() + 3);
return effectiveDate.toISOString().slice(0, 10);

現在の会計年度(4月1日から3月31日)になるように「時期」の日付を検証します

拡張式

let effectiveDate = $fields.individualCompensationDetails.EffectiveDate.$value();
if (effectiveDate) {
  // Fetch current financial year start date
  let currentDate = new Date();
  let fyStartDate = null, fyEndDate = null;
  if (currentDate.getMonth() + 1 <= 3) {
    fyStartDate = new Date(currentDate.getFullYear() - 1, 3, 1);
    fyEndDate = new Date(currentDate.getFullYear(), 2, 31);
  } else {
    fyStartDate = new Date(currentDate.getFullYear(), 3, 1);;
    fyEndDate = new Date(currentDate.getFullYear() + 1, 2, 31);
  }
  return (new Date(effectiveDate) < fyStartDate || new Date(effectiveDate) > fyEndDate);
}
return false;

新規採用賞与が$3000を超えないことを検証します

拡張式

if ($fields.individualCompensationDetails.PlanId.$value() === '100000018708168'
  && Number($fields.individualCompensationDetails.ValueString.$value()) > 3000) {
  return true;
}
     
return false;

車両手当増加が10%以下であることを検証します

拡張式

if ($fields.individualCompensationDetails.ComponentId.$numberValue() === 300100010424490
  && $fields.individualCompensationDetails.Mode.$initialValue() === 'EDIT') {
  let proposedValue = Number($fields.individualCompensationDetails.ValueString.$value());
  let currentValue = Number($fields.individualCompensationDetails.ValueString.$initialValue());
 
  if (proposedValue > (1.1 * currentValue))
    return true;
}
 
return false;

この例では、ModeのinitialValueを使用して、有効日更新シナリオを処理します。

有効日更新の場合、新規レコードは新規に生成された分割であるため、モードは「CREATE」になります。

月の17日以前に開始される新規交付の検証

拡張式

if ($fields.individualCompensationDetails.Mode.$value() == 'CREATE'
  && $fields.individualCompensationDetails.EffectiveStartDate.$value()) {
 
  let planSD = new Date($fields.individualCompensationDetails.EffectiveStartDate.$value());
  return (planSD.getDate() > 17)
}
return false;

報奨提示が一度に1つのみ送信されることを検証します

拡張式

let currentAllocations = $fields.individualCompensationDetails.CurrentAllocations.$value();
if (currentAllocations && currentAllocations.length) {
  let newAllocationCount = 0;
 
  for (let allocation of currentAllocations) {
    if (allocation.Mode == 'CREATE')
      newAllocationCount++;
  }
 
  if(newAllocationCount > 1)
    return true;
}
return false;

バスとタクシーの払戻が一緒に請求されていないことを検証します

拡張式

let currentAllocations = $fields.individualCompensationDetails.CurrentAllocations.$value();
if (currentAllocations && currentAllocations.length) {
  let busBonusPresent = false;
  let taxiBonusPresent = false;
 
  for (let allocation of currentAllocations) {
    if (allocation.PlanId == '300100113565911')
      busBonusPresent = true;
 
    else if (allocation.PlanId == '300100113565893')
      taxiBonusPresent = true;
  }
 
  return (busBonusPresent && taxiBonusPresent);
}
return false;

フィールド詳細

フィールド フィールド・アクセサ タイプ コメント
処理日 $fields.individualCompensationDetails.EffectiveDate.$value()
レコード・レベル属性
プラン $fields.individualCompensationDetails.PlanId.$value() 数値 PlanIdプラン名を表示するプラン値リストを使用して選択
プラン・オプション $fields.individualCompensationDetails.ComponentId.$value() 数値 OptionIdは、<Plan Name>という書式の値を表示するオプションLOVを使用して選択されます - <Option Name>
開始日 $fields.individualCompensationDetails.EffectiveStartDate.$value() 文字列

文字列(フォーマット): yyyy-MM-dd)としての割当て開始日

日付比較には拡張式モードが必要です。
終了日 $fields.individualCompensationDetails.EffectiveEndDate.$value() 文字列

割当て終了日を文字列(フォーマット: yyyy-MM-dd)として指定

日付比較には拡張式モードが必要です。
値 $fields.individualCompensationDetails.ValueString.$value() 文字列

文字列としてのプライマリ入力パラメータ。

文字列以外のプライマリ入力パラメータには拡張式モードが必要です。 数値フィールドの場合、この値は算術演算の「数値」に型キャストする必要があります。 同様に、日付フィールドの場合、日付比較では値を日付にタイプ・キャストする必要があります。

通貨 $fields.individualCompensationDetails.DisplayCurrency.$value() 文字列 金額プライマリ入力パラメータの通貨
法的エンティティ $fields.individualCompensationDetails.LegalEntityId.$value() 数値 LegalEntityId LE名を表示する法的エンティティ値リストを使用して選択
作成または編集 $fields.individualCompensationDetails.Mode.$value() 文字列 モード属性は、レコードを新しく作成するか既存のレコードを作成するかを決定することです。
セクション・レベル属性
現在の割付 $fields.individualCompensationDetails.CurrentAllocations.$value() 配列 オブジェクト構造

  {
    "PlanId": "string",
    "ComponentId": "string",
    "EffectiveStartDate": "string",
    "EffectiveEndDate": "string",
    "ValueString": "string",
    "DisplayCurrency": "string",
    "LegalEntityId": "string",
    "Mode": "string"
  }
]

トラブルシューティング

ICオブジェクトのすべての属性を出力するには:

  1. 条件のない検証ルールの作成
  2. 次の式を使用して、提案された値を表示するメッセージを追加:[[ JSON.stringify($fields.individualCompensationDetails.$value(), null, 2) ]]
  3. 次の式を使用して、initialValue (EDITケースのレコードのデータベース値)を表示する別のメッセージを追加:[[ JSON.stringify($fields.individualCompensationDetails.$initialValue(), null, 2) ]]
ノート:
  • 新しい割当ての場合、initialValueはデータベースに存在しないためNULLになります

  • セクション・レベルの検証にも同じことが適用されます。 続行/送信時にトリガーされます。

  • CurrentAllocations配列の値を確認するには、メッセージの重大度をerrorに設定します。それ以外の場合は、submitまたはnextセクションにナビゲートできます。

検証ルール定義

検証ルール定義

結果

結果