中間ライフ・イベントが回復ルールに及ぼす影響の例
回復ルールを使用すると、イベントをバックアウトして再処理する際に、加入者選択の復元を制御できます。
元のライフ・イベントのバックアウトを必要する中間ライフ・イベントが発生した場合、以後の再処理では、次の場合に選択が復元されます。
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中間ライフ・イベントで、加入者が新しい選択を行わず、既存の選択も変更しなかった場合
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処理項目や証明が作成されなかった場合
メイン・シナリオの日付とイベント
次のメイン日付とイベントは、このトピックのすべての例に適用されます。
日付 |
イベント |
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2015年11月1日から28日 |
2016年1月1日に始まる新規プラン年のオープン登録期間 加入者が、次の選択肢を使用したオープン・イベントを経験します。
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2015年11月5日 |
就業者が、新規プラン年に対して有効な5000米ドルのInFusion Medical for Employee Onlyに登録します。 |
2015年11月20日 |
加入者が婚姻ライフ・イベントを経験します。 管理者がオープン・イベントをバックアウトし、婚姻ライフ・イベントを処理します。 ライフ・イベントにより、InFusion Medical for Employee Plus Spouse選択肢(7500米ドル/年)が提供されます。 |
2015年11月21日 |
管理者がオープン・イベントを再処理します |
中間イベント処理後の選択の回復
次の表は、各回復ルールで選択がどのように復元されるかを、シナリオ別に示したものです。
オープン・イベントの再処理後のシナリオ |
結果 |
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加入者は中間ライフ・イベントで選択を変更していません。 オープン・イベントの選択肢は変更されていません。 |
オープン・イベントに対して次のいずれかの回復ルールを選択した場合、選択が回復されます。
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加入者は中間ライフ・イベントで選択を変更していません。 オープン・イベントに対して新しい選択肢が利用可能になり、一部の既存選択肢のレートが変更されました。
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オープン・イベントに対して「バックアウト結果に選択肢がある場合、回復」回復ルールを選択した場合にのみ、選択が回復されます |
加入者が、中間ライフ・イベント中にInFusion Medical for Employee Plus Spouseに登録します。 オープン・イベントに対して新しい選択肢が利用可能になり、一部の既存選択肢のレートが変更されました。
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加入者が中間ライフ・イベントで選択を行ったため、回復ルールを選択した場合でも、選択は回復されません |
加入者は中間ライフ・イベントで選択を変更していません。 オープン・イベントに新しい選択肢が含まれ、処理項目が作成され、一部のレートが変更されました。
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オープン・イベントの再処理によって処理項目が作成されたため、回復ルールを選択した場合でも、選択は回復されません |