フレックス・クレジット・シェル・プランのコンポーネント
フレックス・クレジット・シェル・プランを使用して、組織のフレックス・クレジット・ポリシーを使用した福利厚生サービスを構成します。
組織のフレックス・シェル・プランは、次のコンポーネントを使用して設定します。
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プログラム
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レート
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クレジット・プール

フレックス・クレジット・シェル・プランに関連付けたプログラムには、階層内の特定のレベルで加入者が使用できるクレジットを保持するための、複数のクレジット・プールを含めることができます。 各クレジット・プールに対して:
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クレジット値の計算方法を構成します。
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登録時にクレジット・プールから控除する必要がある支出オプションのレートを追加します。
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登録後の超過クレジットの取扱を処理するルールを定義します。
フレックス・プランに関連付けたフレックス・クレジット・レートは、加入者に提供された合計クレジット値と、登録後の超過クレジット額を格納します。
フレックス・クレジット・シェル・プラン
各企業は、最大で2つのシェル・プランを持つことができます。
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無制限登録用に1つ
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ライフ・イベント登録用に1つ
複数のプログラムを企業内の同じフレックス・シェル・プランに関連付けることができますが、各プログラムには1つのフレックス・シェル・プランしか関連付けることができません。
プログラム
フレックス・シェル・プランを作成する際には、そのプランに少なくとも1つのプログラムを関連付ける必要があります。 フレックス・シェル・プランに関連付けるプログラムは、「フレックス・クレジット」プログラム・タイプか「フレックス・クレジットおよびコア」プログラム・タイプに属している必要があります。 フレック・プログラムに登録すると、加入者は対応するフレックス・クレジット・シェル・プランに自動的に登録されます。
クレジット・プール
クレジット・プールは、加入者が福利厚生階層の特定のレベルで使用できるフレックス・クレジット値を保守します。 クレジット・プールは、フレックス・シェル・プランの作成時に「クレジット・プール」タブで定義します。 クレジット・プールは、プログラム・レベル、プログラム内のプラン・レベル、およびプログラム内のプラン内のオプション・レベルで保守します。 フレックス・クレジット値は、計算方法を使用して決定します。
各クレジット・プールに対して、次のコンポーネントを構成します。
コンポーネント |
構成 |
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支出オプション |
加入者がどの福利厚生サービスにクレジットを使用できるかを定義します。 「支出オプション」タブで、加入者が福利厚生サービスに登録する際にクレジット・プールから控除する必要がある福利厚生サービスのレートを追加します。 たとえば、登録時にクレジット・プールから医療プランを控除した場合は、そのプランのオプションの標準レートを追加します。 |
超過クレジット取扱 |
登録後に未使用のまま残る可能性があるクレジットの取扱方法を決定するルールを定義します。 たとえば、次の機能を特定の順序で実行するルールを選択できます。
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超過クレジット取扱Formula |
まだ「フレックス・クレジット構成の管理」ページに存在していないルールを含めます
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フレックス・レート
プログラムと法的エンティティの組合せに対して、フレックス・シェル・プラン内で次のレートを作成する必要があります。
レート |
説明 |
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プールとして提供されたフレックス・クレジットのレート |
このレートは、加入者が使用できるフレックス・クレジットの合計額を給与エレメントに格納します。 格納された金額は、福利厚生階層内の適切なレベルで定義されたすべてのクレジット・プールから集計されたフレックス・クレジット値です。 |
現金として支出された未使用クレジットのレート |
超過クレジット取扱ルール内のいずれかの関数が、未使用クレジットのパーセントを現金として加入者に支出します。 このレートは、現金として支出する未使用クレジットの合計額を給与エレメントに格納します。 |
フレックス・シェル・プランのレートは、「フレックス・クレジット構成の作成」ページの「レート」ステップで作成します。