休止解除ルールを構成するためのガイドライン
休止解除ルールは、休止登録が休止解除された場合に使用する補償範囲開始日とレート開始日を定義します。 休止解除ルールは、「プラン構成」作業領域で福利厚生プランを作成または編集する際に、「登録」ステップで定義します。
ユーザーは:
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補償範囲に対して1つの休止解除ルールを設定できます
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対応するレートに対して異なる休止解除ルールを設定できます
加入者が必須の処理項目を完了し、他に未完了の処理項目がなければ、関連する選択が休止解除されます。 次のセクションの情報は、福利厚生サービスに対して正しい休止解除ルールを選択するために役立ちます。
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よく使用される休止解除ルール
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その他の事前定義休止解除ルール
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休止解除ルールが登録開始日に与える影響
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休止中の暫定補償範囲
よく使用される休止解除ルール
事前定義のルール選択は、「登録休止解除ルール」と「レート休止解除ルール」のいずれについても同じです。 次の表は、ルールとその説明の一覧です。
ルール値 |
説明 |
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完了日現在 |
登録補償範囲またはレート開始日を、登録が休止解除される有効日と同じ日付に設定します。 |
完了日および登録開始を使用した再計算 |
算出された開始日が休止解除有効日よりも前である場合は、開始日を再計算します。 ライフ・イベント定義に基づいて、休止解除日をライフ・イベント日または通知日として使用します。 休止解除された登録の補償範囲開始日に基づいて、レートの開始日と終了日を再計算します。 |
既存の登録開始日の使用 |
補償範囲またはレートの元の開始日を使用します(この日付が休止終了日より前であっても)。 |
その他の事前定義休止解除ルール
次に示すは、よく使用される休止解除ルールの説明と例です。
休止解除ルール |
説明 |
例 |
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完了後の月の初日 |
開始日は、必須の処理項目が完了された日付の翌月の初日です。 次の年度、半期、四半期、および半月の初日を開始日にする、類似のルールも事前定義されています。 |
処理が3月10日に完了した場合、開始日は4月1日です。 |
完了以降の月の初日 |
このルールは上記のルールと似ていますが、1つだけ異なる点があります。 加入者が期間の初日に処理を完了した場合、その同日が開始日になります。 年度、半期、四半期、および半月の初日を開始日にする、類似のルールも事前定義されています。 |
処理の完了日が:
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完了後の給与期間の初日 |
開始日は、加入者が処理を完了した後に発生する次期給与期間の初日です。 |
なし |
完了後のプラン年度の最終給与期間の初日 |
開始日は、プラン年内で最後に完了する給与期間の初日です。 |
シナリオ: 隔週の給与期間が12月6日と12月20日に開始されるカレンダ年期。
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完了後のプラン年度の最終月の初日 |
カレンダ・プラン年を想定した場合、開始日は通常、加入者が必須処理を完了したプラン年の12月1日になります。 |
なし |
Formula |
事前定義のルールが要件に適合しない場合は、自分で定義したFormulaを使用して休止解除開始日を導出します。 |
なし |
休止解除ルールが登録開始日に与える影響
休止解除ルールは、休止解除日が元の開始日以降の日付である場合に、登録の開始日を制御します。 休止解除ルールを選択しなかった場合は、登録が休止解除された日付が開始日になります。
休止中の暫定補償範囲
登録が休止解除されている間の暫定補償範囲を割り当てた場合、暫定登録は、休止解除された登録の補償範囲開始日の前日に終了します。