BENXMLを使用した福利厚生データの抽出の概要
Fusionの福利厚生抽出(BENXMLとも呼ばれる)を使用して、福利厚生ステージング表にデータを移入できます。 次に、HCM抽出を使用してステージング済データを取得し、レポートに使用できるようにします。
抽出フローの概要を示す図を次に示します。
BENXMLでは、次のステージング表に福利厚生データが移入されます。
- BEN_EXTRACT_REQUEST
- BEN_EXTRACT_REQ_DETAILS
BENXMLでは、保険会社を使用して福利厚生データをステージング・テーブルに送信する前にフィルタします。 保険会社は、「プラン構成」作業領域の「プラン保険会社の管理」タスクを使用して構成します。 次に、HCM抽出でBEN_EXTRACT_JOINED_UEユーザー・エンティティを使用して、2つの表からステージング・データを抽出します。 HCM抽出のBEN_EXTRACT_JOINED_UEユーザー・エンティティには、追加のcarrier_idパラメータが必要です。 これは、BENXMLが福利厚生データのフィルタおよびステージング・テーブルへの送信に使用する保険会社IDと同じです。
BEN_EXTRACT_JOINED_UEユーザー・エンティティを使用する抽出定義の構造を次に示します。