福利厚生の制限を強制する方法
福利厚生証明の補償範囲制限をプラン・レベルで設定する場合、制限タイプを「福利厚生額」に設定するか、「プランまたはオプション順序」に設定するかで設定が異なります。
制限はプラン全体か、プランの特定のライフ・イベントに対して設定できます。 「制限タイプ」を「プランまたはオプション順序」に設定した場合、補償範囲の計算額に基づいて制限を設定することはできません。 制限の構成は、「プラン構成」作業領域の「福利厚生プラン詳細の管理」タスクを使用して行います。
福利厚生額
初回登録と登録変更のどちらについても、「プラン構成」ページ、「福利厚生証明」タブ、「一般構成」サブタブの「福利厚生額制限」セクションを使用します。
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初回登録の場合は、補償範囲額として「最小」、「最大」および「証明による最大」を指定できます。
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登録変更の場合も、「最大増加」と「証明による最大増加」の金額を指定できます。
これらの指定以外で選択を送信すると、登録が休止され、暫定補償範囲が適用されます(「プラン登録」ページで構成されている場合)。
補償範囲に次のいずれかの計算方法を使用したプランに、福利厚生証明制限を課すことができます。
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固定範囲
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定数
この方法を表示するには、最初に「登録時に加入者は値を入力」チェック・ボックスをオンにする必要があります。
通常のシナリオでは、すべての福利厚生額制限フィールドを同時に設定する必要はありません。
プランまたはオプション順序
「プランまたはオプション順序制限」セクションは、初回登録と登録変更の両方を対象としています。 次の指定以外で選択を送信すると、登録が休止され、暫定補償範囲が適用されます(「プラン登録」ページで構成されている場合)。
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「初回登録の場合は、最小連番」、「最大連番」、および「証明による最大連番」を指定できます。
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登録変更の場合も、「最大連番増加」と「証明による最大連番の増加」を指定できます。
次のすべての側面が含まれているプラン構成には、オプション制限が課されることがあります。
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オプション
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「報酬の乗数」計算方法を使用した補償範囲
制限タイプとして「プランまたはオプション順序」を選択すると、「変更の制限」フィールドが有効になります。 構成した場合、選択した「変更の制限」ルールによって、登録時に就業者に表示される選択肢が制限されます。 たとえば、「制限なし」を選択すると、就業者に使用可能なすべてのオプションが表示されます。 「増加のみ」を選択すると、就業者には現在の選択より大きいオプションのみが表示されます。
登録処理は、オプションの連番に基づいて、現在選択されているオプションに対し、オプションが増加を表すか減少を表すかを決定します。 連番の設定は、「プラン基本詳細」ページの「オプション」セクションで行います。 通常のシナリオでは、すべてのオプション制限フィールドを同時に設定する必要はありません。