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データ・ファイルへの参照値の組込み方法

ファイル内の各データ行に参照値を含めることができます。

これにより、ファイル行の参照データを記録できます。これには、ファイル行またはオブジェクト内にすでに指定されている値や、ソース・システムのデータベース表名、列名、属性名などのソース・システム情報を含めることができます。 「データのインポートおよびロード」インタフェース内の「オブジェクト・ステータス」ページには、オブジェクトのトップレベルのレコードに指定されている参照値が表示されます。 オブジェクトを構成する各ファイル行に指定されている参照情報を表示するには、「オブジェクト詳細」ページにナビゲートします。 HCM統合リアルタイム・サブジェクト領域を使用して、これらの値を含むOTBIレポートを作成できます。 参照名と値は、「HCMデータ・ローダー」フォルダ内の「インポート済オブジェクト」サブフォルダにあります。

たとえば、エレメント・エントリをロードする場合、アサイメント番号、エレメント名および金額でフィルタして突き合せることができます。 これらの金額がElementEntryValueレコード・タイプを使用してロードされていても、ElementEntryレコードに対してこれらの値を指定できます。 これにより、エレメント・エントリに指定された金額を確認しながら、アサイメント番号とエレメント名でフィルタして、エレメント・エントリのステータスを確認できます。

指定する値に制限はなく、これらの属性の検証は行われません。 これらに指定するデータはステージング表にのみ保持され、アプリケーション表には保存されません。

参照はオプションです。 このトピックでは、名前と値で構成される参照属性の構築方法について説明します。

参照名

METADATA行に、参照コンテキストと列名を指定します。 ソース・システムのデータベース表名または参照コンテキストを指定するには、METADATA行に次のエントリを追加します。

SourceRefTableName=<table name>

SourceRef001からSourceRef010までのタグを使用して、同じMETADATA行に最大10個の参照列名を指定できます。

次に例を示します。

レガシー・システムでソース・レコードの詳細を指定するには:

METADATA|Job|SourceRefTableName=PER_JOBS|SourceRef001=JOB_ID|SourceRef002=EFFECTIVE_START_DATE|SourceRef003=EFFECTIVE_END_DATE

突合せおよびレポート情報を指定するには:

METADATA|ElementEntry|SourceRef001=Assignment Number|SourceRef002=Element Name|SourceRef003=Effective Start Date|SourceRef004=Amount

参照属性は、METADATA行の命令とファイル弁別子の後の、任意の場所に配置できます。

参照値

各データ行に参照値を指定し、このとき、必ず、METADATA行に指定した順序で配置します。 データ行では、SourceRefTableName属性を空白のままにする必要があります。 この値は、METADATA定義にのみ出現します。 たとえば:

METADATA|Job|SourceRefTableName=PER_JOBS|SourceRef001=JOB_ID|SourceRef002=EFFECTIVE_START_DATE|SourceRef003=EFFECTIVE_END_DATE
MERGE|Job||135|2010/01/01|4712/12/31
MERGE|Job||136|2010/01/01|4712/12/31