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エラーのレビューおよび修正方法

データ・ロードのインポート・ステージおよびロード・ステージで発生したエラーは、「データのインポートおよびロード」ページに自動的にレポートされます。 このトピックでは、レポートされたエラーをレビューおよび修正する方法について説明します。

インポート・エラーのレビュー

「データ・セット」表および「ビジネス・オブジェクト」表の「失敗した明細」列には、インポートに失敗したレコードの数が表示されます。 「失敗した明細」列の数値がゼロより大きい場合は、その数値をクリックすると「失敗した明細」ページが開きます。 「データ・セット」表から「失敗した明細」ページを開くと、次の情報が表示されます。

  • 各コンポーネントのMETADATA行

  • 選択したデータ・セットについて、すべてのメッセージとエラーのあるファイル行

次のことが可能です。

  • リストをフィルタして、単一のビジネス・オブジェクトのコンポーネントについてMETADATA行およびエラーが発生したファイル行を表示します。

  • 例による問合せのフィールドを使用して、特定のファイル行またはメッセージを表示します。

「ビジネス・オブジェクト」表から「失敗した明細」ページを開くと、選択したオブジェクトの詳細がデフォルトで表示されます。 リストをフィルタして、同じデータ・セットから様々なオブジェクトの失敗した行を表示できます。

物理行エラーの例は次のとおりです。

  • 命令または弁別子が認識されません。

  • データ行の値の数が、METADATA行の数値と一致しません。

  • コンポーネントの一意の参照を指定しませんでした。

  • ファイルまたはOracle HCM Cloudに子コンポーネントの親が見つかりませんでした。

  • 必要な属性がありません。

インポート・エラーを修正するには、ソース・データをインポートして再度ロードする前に修正します。 修正したデータ・ファイルを新しい.zipファイルに追加する必要があります。 既存のファイルを再度処理することはできません。

失敗したファイル行の生成

「データ・セット」および「ビジネス・オブジェクト」表の両方のツールバーで「失敗した行の抽出」オプションを使用すると、データ・セットまたはデータ・セット内の特定のビジネス・オブジェクトに関する失敗した行のファイルが生成されます。

失敗した行のファイルを生成するには:

  1. 「データのインポートおよびロード」ページで、失敗した行のファイルを生成するデータ・セットまたはビジネス・オブジェクトを選択します。

  2. 「要求の予定」ページで、生成するファイルのタイプに基づいて、「処理」で次のいずれかの値を設定します。

    • メッセージがある失敗した行の抽出

    • 失敗した行の抽出

  3. メッセージの抽出時のメッセージを表示する言語を指定します。

  4. 「送信」をクリックして、ファイルの生成を開始します。

    「失敗した明細のファイル」列を使用して、「リフレッシュ」をクリックしてファイル生成の進行状況をモニターします。 ファイル・ダウンロード・アイコンが表示されたら、アイコンをクリックして生成されたファイルにアクセスします。

「失敗した行の抽出」オプションは、デフォルトでは有効になっていません。 有効にする手順は、次のとおりです。

  1. 「設定および保守」 > 「HCMデータ・ローダーの構成」に移動し、「失敗したファイル行に対するファイル生成使用可能」パラメータのデフォルトを上書きして、次のいずれかに設定します:

    • 失敗した行の抽出 - 失敗した行のみを含みます。

    • メッセージがある失敗した行の抽出 - ファイル行、またはファイル行のすぐ前に形成されるオブジェクト、メッセージに関連するファイル・行のグループに対するすべてのメッセージが含まれます。

これらの値のいずれかを選択すると、「データのインポートおよびロード」ページの「失敗した行の抽出」オプションが有効になります。 このパラメータに指定される値は、ファイルの生成時のデフォルト値ですが、失敗した行のファイルの生成を要求するときにデフォルト値を上書きできます。

Oracle WebCenter Contentサーバーからの「失敗した明細のファイル」に対するアクセス

エラー・ファイルが生成される際には、HCMデータ・ローダーによってエラー・ファイルが暗号化され、前述のように「データのインポートおよびロード」ページからファイルをダウンロードする場合にのみ復号化できます。

生成されたエラー・ファイルにOracle WebCenter Contentサーバーから直接アクセスできるようにするには:

  1. 「設定および保守」 > 「HCMデータ・ローダーの構成」に移動し、「Oracle WebCenterコンテンツによるエラー・ファイルへのアクセス使用可能」パラメータのデフォルトを上書きして、次のいずれかに設定します:
    • はい、暗号化なし
    • PGP - 署名済暗号化
    • PGP - 未署名暗号化

エラー・ファイルの生成を要求すると、「ファイル暗号化」パラメータが使用可能になり、ここで選択した値にデフォルト設定されます。

ノート:

ファイルを暗号化する場合は、暗号化検証キーを指定する必要があります。

ロード・エラーのレビュー

「データ・セット」表および「ビジネス・オブジェクト」表の「失敗オブジェクト」列には、ロードに失敗したオブジェクトの数が表示されます。 「失敗オブジェクト」列の数値がゼロより大きい場合は、その数値をクリックすると失敗オブジェクトのメッセージ・ページが開きます。 「データ・セット」表から失敗オブジェクトのメッセージ・ページを開くと、エラーが発生した各オブジェクトについて次の情報が表示されます。

  • ユーザー・キーと任意のソース・キー

  • エラーがレポートされるオブジェクト階層内のコンポーネント

  • エラー・メッセージ

  • オブジェクトの詳細へのリンク(「オブジェクト階層」ページが開きます)

次のことが可能です。

  • リストをフィルタして、データ・セットの特定のオブジェクトについてエラーの詳細を表示します。

  • 例による問合せのフィールドを使用して、特定のキーまたはメッセージを表示します。

「ビジネス・オブジェクト」表から失敗オブジェクトのメッセージ・ページを開くと、選択したオブジェクトの詳細がデフォルトで表示されます。 リストをフィルタして、同じデータ・セットの様々なオブジェクトのメッセージを表示できます。

メッセージのレビュー

インポートまたはロードの失敗に関するメッセージをレビューするには、「データ・セット」または「ビジネス・オブジェクト」表の「メッセージ」列のアイコンをクリックします。 データ・セットの「メッセージ」ページを開くと、各メッセージについて次の情報が表示されます。

  • メッセージが発生したプロセス(インポートまたはロード)

  • メッセージの場所

  • メッセージ自体とメッセージの発生数

メッセージ・リンクをクリックすると、「メッセージ詳細」ページが開きます。 必要に応じて、「失敗した明細」または「失敗オブジェクト」ページからの情報を含むメッセージの詳細が表示されます。

ヒント:

環境でHCMデータ・ローダー構成パラメータ「UIメッセージ翻訳使用可能」「はい」に設定されている場合、メッセージはセッション言語で表示されます。

エラーのあるオブジェクトの修正

「失敗オブジェクト」、「メッセージ詳細」または「オブジェクト・ステータス」ページから開く「オブジェクト階層」ページで、オブジェクト・フォルダを展開してエラーの詳細を表示できます。 コンポーネント・エントリの名前をクリックすると、「属性詳細」ダイアログ・ボックスが開きます。 各属性の元の値と現在の値が表示されます。 エラーになったコンポーネントの場合、インポートおよびロードの詳細ページでオブジェクトを再度ロードする前に、属性を編集して修正できます。 修正したオブジェクトの数は、「データのインポートおよびロード」ページの表の「訂正済オブジェクト」列で確認できます。 「訂正済オブジェクト」列の数値をクリックすると、修正したオブジェクトの「失敗オブジェクト」ページが開きます。

ソース・データのオブジェクト・エラーを修正する場合は、修正したデータを再度インポートおよびロードする必要があります。 修正したデータ・ファイルを新しい.zipファイルに追加する必要があります。 既存のファイルを再度処理することはできません。