イメージ、添付ファイルおよび大きい文字列のロード方法
HCMデータ・ローダーを使用して、キャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)とバイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)の両方をロードできます。 ただし、これらのオブジェクトのデータの指定方法は、これらの属性に固有です。
データは、データ(.dat)ファイルに直接指定するのではなく、個別のファイルとして渡します。 このファイルの名前は、データ・ファイルに、関連する属性の値として指定します。
次の例は、ドキュメントの添付ファイル・コンポーネントのデータ・ファイルを示しています。 File属性によって、各MERGE行のテキスト添付ファイルが参照されます。
METADATA|DocumentAttachment|DocumentType|File|PersonNumber|...
MERGE|DocumentAttachment|Drivers License|file01.txt|23901|...
MERGE|DocumentAttachment|Drivers License|file02.txt|64235|...
これらのデータ型のデータは非常に大きくなる可能性があるため、このアプローチを使用します。 また、添付ファイルを使用しないでデータを直接ロードする場合は、改行文字が必要になることがあるため、ビジネス・オブジェクト・データ・ファイルに含める内容が複雑になります。
CLOBファイルおよびBLOBファイルの指定方法
CLOB属性にデータをロードするには、個別のファイルとしてデータを渡します。 このファイルは、ビジネス・オブジェクト・データ・ファイルと同じ.zipファイルのClobFilesフォルダに配置します。 同様に、BLOB属性にデータをロードしたり添付ファイルをアップロードするには、データまたは添付するファイルをBlobFilesフォルダに置きます。 ラージ・オブジェクトまたは添付ファイルのロードに使用される属性のデータ型によって、使用するフォルダが決まります。

ClobFilesフォルダとBlobFilesフォルダにあるファイルの名前には、UTF-8シングルバイト文字を使用できます。 たとえば、ファイル名には、aからz、AからZ、0から9、アンダースコア(_)、ハイフン(-)およびカッコ( )を使用できます。 通常、CLOBデータはテキスト(.txt)ファイルで渡しますが、ほとんどのファイル名拡張子がサポートされています。
ここでは、HDLを使用してイメージおよび添付をロードするチュートリアルを示します:HCMデータ・ローダー(HDL)を使用した添付を使用したイメージのロード