HCMデータ・ローダーのデータに関する一般的な考慮事項
このトピックでは、データ準備のいくつかの一般的な側面について説明します。 データが正常にアップロードされるようにするには、次のルールに従います。
変更されていない属性
Oracle HCM Cloudの既存のデータを更新するときには、次のことを指定します。
-
更新しているレコードの一意の識別子
-
変更された属性
除外した属性では、現行値が保持されます。 パフォーマンス上の理由により、変更されていない属性を含めないことをお薦めします。
有効日レコードの場合、指定したすべての属性が、指定した日付範囲で更新されます。
Nullの属性値
属性値を明示的にnullに設定するには、属性値として#NULLトークンを指定する必要があります。 単に属性を空白のままにすることはできません。
参照により検証される属性
Oracle HCM Cloudで参照タイプとして定義された非フレックスフィールド属性については、参照コードまたはその意味を指定できます。 たとえば、次の表に示す参照コードまたは参照の意味を使用して、個人の性別を指定できます。
参照コード |
参照の意味 |
---|---|
M |
男性 |
F |
女性 |
参照の意味は翻訳可能であるため、参照コードを使用することをお薦めします。 参照の意味の言語は、データをアップロードするユーザーの言語と一致する必要があります。
参照タイプとして定義されたフレックスフィールド属性には、様々なルールが適用されます。
数値
数値では、小数点セパレータのみがサポートされます。 通貨記号、科学表記法または3桁区切りを含めないでください。 既存の数値をnullに設定するには、属性値として#NULLトークンを指定します。
日付属性および時間属性
次の表に、日付と時間の値に対して予期される形式を示します。
日付または時間 |
書式 |
---|---|
日付 |
YYYY/MM/DD |
時間 |
YYYY/MM/DD HH24:MI:SS |
たとえば: 2016/11/05 14:20:00
既存の日付または時間の値をnullに設定するには、属性値として#NULLトークンを指定します。