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消込およびレポート情報を含める

スプレッドシート行の参照属性を含めることができます。

これらを使用すると、スプレッドシート行の参照データを記録して、スプレッドシート行にすでに入力されている値や、ソース・システムのデータベース表名、列名、属性値などのソース・システム情報を含めることができます。 「データのインポートおよびロード」インタフェース内の「オブジェクト・ステータス」ページに、スプレッドシート行に対して指定された参照値が表示されます。 HCM統合リアルタイム・サブジェクト領域を使用して、これらの値を含むOTBIレポートを作成できます。 参照名と値は、「HCMデータ・ローダー」フォルダ内の「インポート済オブジェクト」サブフォルダにあります。

たとえば、エレメント・エントリをロードする場合、アサイメント番号、エレメント名および金額でフィルタして突き合せることができます。 これにより、エレメント・エントリに指定された金額を確認しながら、アサイメント番号とエレメント名でフィルタして、エレメント・エントリのステータスを確認できます。

スプレッドシート・テンプレートに参照属性を追加するには:

  1. 「データ交換」作業領域で、「スプレッドシート・テンプレート」を選択します。
  2. 編集するテンプレートの名前を検索してクリックします。
  3. 「設計」タブで、「選択済属性」パネル・ツールバーの「参照属性の追加」アイコンをクリックします。
  4. 10個の参照属性のうちのどれを使用するかを指定してレポート名を定義します。これらはHCMデータ・ローダーに渡され、属性が表示可能な場合にスプレッドシートに表示される列ヘッダーに渡されます。
  5. オプションでデフォルト値を構成します。 たとえば、「アサイメント番号」「エレメント名」など、テンプレートで選択した別の属性の値に、参照属性の値をデフォルト設定できます。
  6. 「OK」をクリックします。

これらの属性は検証されないため、指定する値に制限はありません。 指定したデータは、ステージング表にのみ保存されます。 アプリケーション表には保存されません。

ノート: 選択した他の属性から参照属性のデフォルト値を設定する際には、コピー用に選択した属性が、作成した論理オブジェクトのすべてのレコードで同じ値であることを確認してください。 論理オブジェクトの例として、新規採用、エレメント・エントリまたは給与があります。 参照属性は、オブジェクト階層の最上位レベルのレコードに対してのみ保存されます。 したがって、これらの行の間で値が変わる属性から値が取得されている場合、アップロードは失敗します。 たとえば、テンプレートで従業員の電話番号を管理し、同じ従業員に対して勤務先、自宅、携帯などの複数の電話番号レコードが含まれているとします。 「個人番号」属性はすべてのエントリで同じになるので、参照属性を安全にデフォルト設定できます。 しかし、参照属性を電話番号または電話タイプにデフォルト設定すると、3つの異なる値が格納されるため、アップロードは失敗します。 このような点に注意する必要があるのは、子レコードの属性が重複しているテンプレートや、同じレコードに複数のスプレッドシート行が指定されている場合(有効日履歴など)のみです。

オブジェクト階層に固有の非参照属性は、匿名ステージ表の列に格納されます。 このような属性情報は取得できません。 参照属性値は、「データのインポートおよびロード」ユーザー・インタフェースに表示され、「HCM抽出」および「OTBI」で使用できます。 参照属性を使用すると、消込レポートを簡単に作成して、ユースケースに必要な属性値をフィルタおよびレポートできます。