テスト環境の個人データのパージ
このトピックでは、「テスト環境の個人データのパージ」プロセスの実行方法について説明します。 このプロセスをテスト環境で使用可能にする必要があります。
また、このトピックでは、「待ち状態のLDAP要求の送信」を実行して、「テスト環境の個人データのパージ」プロセスによって生成されたユーザー削除要求を処理する方法についても説明します。
「テスト環境の個人データのパージ」プロセスの実行
このプロセスを実行するには、「テスト環境の個人データのパージ」機能セキュリティ権限を持っている必要があります。 事前定義された「人材管理統合スペシャリスト」ジョブ・ロールには、この権限が含まれます。
サインインし、次のステップを実行します。
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を選択します。
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「スケジュール済プロセス」作業領域で、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「テスト環境の個人データのパージ」プロセスを検索して選択します。
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「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、パージする個人データを識別するために、次のいずれかのパラメータを設定します。
パラメータ
摘要
Person ID
1つ以上の個人IDを指定します。 複数のIDは、
100010034148157,100010034148169,100010034148181,100010034148192
のように、カンマで区切ります。個人番号
1つ以上の個人番号を指定します。 複数の番号を指定する場合は、カンマで区切ります。 ワイルドカード文字を使用して、
PER%,Test%,%abc%
のように値の一部を指定することもできます。個人問合せ
データ・パージの対象となるすべての個人の個人IDを返すSQL問合せを入力します。
姓が
John
という文字で始まるすべての個人レコードの個人IDを返すには、次のSQL問合せを使用します。SELECT papf.person_id FROM per_all_people_f papf, per_person_names_f ppnf WHERE ppnf.last_name like 'John%' and ppnf.person_id = papf.person_id
テスト環境のすべての個人IDを返すには、次のSQL問合せを使用します。
SELECT person_id FROM per_all_people_f
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「保存」パラメータを次のように設定します。
「保存」の値
摘要
N
プロセスによってデータがパージされる個人をリストします。 データはパージされません。
Y
個人データをパージします。
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「送信」をクリックします。
このプロセスにかかる時間は、パージされるデータの量によって異なります。 このプロセスは、その最終段階としてクリーン・アップ操作が含まれるため、取り消さないでください。 プロセスを取り消した場合は、プロセスの次回実行時にクリーン・アップ操作が再開されます。
「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスの実行
「テスト環境の個人データのパージ」によって、LDAPディレクトリからユーザー・アカウントを削除する要求が生成されます。 これらの要求を処理するには、「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスを実行します。 このプロセスがテスト環境で実行するようにスケジュールされていない場合は、「テスト環境の個人データのパージ」が完了したら、次のステップに従います。
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「スケジュール済プロセス」作業領域で、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスを検索して選択します。
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「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、次の操作を実行します。
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「ユーザー・タイプ」を「すべて」に設定します。
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「バッチ・サイズ」は「A」に設定されたままにします。これは、バッチ・サイズが自動計算されるという意味です。
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「送信」をクリックします。