機械翻訳について

ユーザー・キー

ほとんどのOracle HCM Cloudビジネス・オブジェクトは、統合に有効かどうかに関係なく、ユーザー・キーを構成する1つ以上の属性を保持しています。 ユーザー・キーは、自然キーとも呼ばれ、ユーザー・インタフェースに常に表示されます。

たとえば:

  • 組織のユーザー・キーは組織名です。

  • 職責範囲のユーザー・キーは、職責名に個人番号を加えたものです。

どのようなときにユーザー・キーを使用するか

ユーザー・キーは、ビジネス・オブジェクト定義の一部です。 その作成方法に関係なく、論理オブジェクトを作成するときには常に必要です。

また、論理オブジェクトを更新するときにユーザー・キーを使用することもできます。 ただし、ユーザー・キーの値は変更可能で、一部のユーザー・キー属性は翻訳可能です。 このため、ビジネス・オブジェクトを参照するユーザー・キーのみを提供している場合、そのビジネス・オブジェクトは更新できません。 したがって、オブジェクトを更新するとき、可能な場合は、常にソース・キーを使用することをお薦めします。

ユーザー・キーは、次の場合にお薦めします。

  • ソース・キーとともに作成されなかったオブジェクトを参照または保守する場合。

  • ソース・キー値が不明な場合。

子オブジェクトのユーザー・キー

ビジネス・オブジェクトが別のビジネス・オブジェクトに拘束されている場合、ユーザー・キーにはその親のユーザー・キーを含める必要があります。 たとえば:

  • ジョブは常にセットの一部です。 このため、ジョブ・コードのみではジョブを一意に識別できません。 かわりに、セット・コードをジョブのユーザー・キーの一部にする必要があります。

  • ジョブ等級は、特定のジョブに適用されます。 このため、ジョブ等級のユーザー・キーには、等級のユーザー・キーと親ジョブのユーザー・キーの両方を含める必要があります。 したがって、ジョブ等級のユーザー・キーは、等級コード、ジョブ・コードおよびセット・コードで構成されています。