勤怠管理イベント処理のロードの例
イベント処理では、イベントにどのように対応するかを定義します。たとえば、就業者のジョブまたは事業所が変更されたときにタイム・カードを再計算するかどうかなどです。 このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用してイベント処理を作成する方法について説明します。
イベント処理のロード
この例のEventAction.datファイルは、ユーザー・キーで識別される単一のイベント処理コンポーネントを作成します。
METADATA|EventAction|EventActionCode|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|EventActionName|EventActionTypeCode|LookbackTimeDefinitionCode|ActionSubmission|ProcessMode|AutoApprove
MERGE|EventAction|JobChangeAction|1950/01/01|4712/12/31|JobChangeAction|ORA_HWM_ACTION_TYPE_TC_RESUBMIT|12_MONTHS_AGO_MONTH_START_DATE|SYNC|MANUAL|Y
次のルールが適用されます:
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タイム・カードを再送信するには、EventActionTypeCodeをORA_HWM_ACTION_TYPE_TC_RESUBMITに設定する必要があります。
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LookbackTimeDefinitionCodeの値は、処理実行日より前の期間を識別します。 この期間のタイム・カードは再送信対象とみなされます。 次の値のいずれかを使用します。
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3_MONTHS_AGO_MONTH_START_DATE
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6_MONTHS_AGO_MONTH_START_DATE
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12_MONTHS_AGO_MONTH_START_DATE
たとえば、ジョブ変更が2018年1月1日に有効になる場合、タイム・カード再送信プロセスはその日付で実行されます。 LookbackTimeDefinitionCodeが3_MONTHS_AGO_MONTH_START_DATEの場合、2017年10月1日のタイム・カードは再送信対象とみなされます。
タイム・カードを再送信するには、ActionSubmissionをSYNCにする必要があります。
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ProcessModeによって、タイム・カードをプロセスで自動的に再送信するのか、再送信のマークを付けて手動で再送信するのかが決まります。 必要に応じて、これをAUTOまたはMANUALに設定します。
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AutoApproveによって、タイム・カードを再送信後に自動的に承認するかどうかが決まります。 有効な値はYおよびNです。
イベント処理基準のロード
イベント処理基準コンポーネントは、特定の就業者グループにイベント処理を関連付けます。 このイベント処理基準コンポーネントは、ユーザー・キーで識別されます。
METADATA|EventActionCriteria|EffectiveEndDate|EffectiveStartDate|GUID|SourceSystemId|SourceSystemOwner|HCMGroupCode|EventActionCode|LegislativeDataGroupName
MERGE|EventActionCriteria|JobChangeAction|1950/01/01|4712/12/31|ABC_GRP
HcmGroupCode値は、HWM_GRPS_VL表ビューのGRP_CODE列に定義し、SQLを使用してアクセスできます。 処理がすべての就業者に適用される場合は、イベント処理基準コンポーネントを省略できます。
同様の国別仕様データ・グループを持つイベント処理で参照されるイベント処理基準を作成する場合は、国別仕様データ・グループ名が必要です。
イベント・グループ処理のロード
イベント・グループ処理コンポーネントは、イベント・グループにイベント処理を関連付けます。 このイベント・グループ処理コンポーネントは、ユーザー・キーで識別されます。
METADATA|EventGroupAction|EventActionCode|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|EventGroupCode
MERGE|EventGroupAction|JobChangeAction|1950/01/01|4712/12/31|JobChangeEventGroup