HCMデータ・ローダーを使用した給与のある給与レート・コンポーネントのロードに関するガイドライン
Salary.datファイルおよびHCMデータ・ローダーを使用して給与をロードするときに、給与レート・コンポーネント情報を指定できます。 SalaryPayRateComponent属性を使用します。 レート値を計算するには、ComputeSalaryRates属性を使用して給与ロードの一部としてレート・エンジンをコールします。
DATファイルは必須属性であるため、DATファイルの各給与に給与額を指定する必要があります。 レートが計算され、ユーザーが入力していない場合でも、空白にできません。 ComputeSalaryRatesがYの場合、ロード・プロセスによって給与額が自動的に計算され、データベースに保存されます。 給与レート・ベースの給与に対して指定された給与額は無視され、計算された給与額が使用されます。
ComputeSalaryRatesがYの場合、ロード・プロセスでは、給与ベースのすべてのプライマリ・レート・コンポーネントが指定されているかどうかがチェックされます。 そうでない場合は、未指定のコンポーネントを識別し、以前の値を使用します。 それ以外の場合は、指定された値と導出レートがCMP表にロードされます。 その後、全てのコンポーネントに対してレート・エンジンが呼び出され、適切なエレメント・エントリが作成されます。 次に、給与コンポーネントが計算値で更新されます。 問題が検出されると、関連するエラーと警告がレポートされます。
ComputeSalaryRatesがNの場合、ロード・プロセスでは、すべての給与ベース・レート・コンポーネントに値が指定されているかどうかがチェックされます。 そうでない場合、関連するエラーが報告されます。 次に、指定された値をCMP表にロードし、適用可能なエレメント・エントリをロードします。
このプロセスの図を次に示します:
給与オブジェクトを使用して給与を更新します。