就業者のロードの準備に関するガイドライン
就業者オブジェクトをロードする前に、次のことを決定する必要があります。
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それらの就業者のユーザー・アカウントを自動的に作成するかどうか。
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ユーザー資格証明を新しいユーザーに自動的に送信するかどうか。
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新しいユーザーに自動的にプロビジョニングするロール。 ロールを1つも指定せずに作成されたユーザー・アカウントは自動的に停止されます。
このトピックでは、これらの決定についてそれぞれ説明します。
ユーザー・アカウントの自動作成
企業オプション「ユーザー・アカウント作成」により、新しい就業者に対して、それらの就業者の作成方法に関係なく、ユーザー・アカウントが自動的に作成されるかどうかが制御されます。 企業でユーザー・アカウントが自動的に作成される場合、個々の就業者に対してアカウントが作成されないようにすることができます。 アカウントが作成されないようにするには、ユーザー情報コンポーネントのGeneratedUserAccountFlag属性を組み込み、Nに設定します。
「ユーザー・アカウントの作成」が「なし」に設定されている場合、個々のワーカーに対してオーバーライドすることはできません。
アップロードする就業者オブジェクトのユーザー情報コンポーネントに、ユーザー名を指定できます。 そうしない場合、ユーザー名は、セキュリティ・コンソールで指定したデフォルト・ユーザー・カテゴリのデフォルトの形式になります。 デフォルトのユーザー名の形式は、プライマリ勤務先Eメールです。 ユーザー・カテゴリのデフォルトの形式に加えた変更は、ユーザーの作成方法にかかわらず、カテゴリのすべての新しいユーザーに適用されます。
新規ユーザーがデフォルト・ユーザー・カテゴリに追加されます。 ユーザー・オブジェクトのUserCategory属性を設定することで、既存のユーザーを別のユーザー・カテゴリに移動できます。
新しいユーザーへのユーザー資格証明の送信
アップロードされた就業者に対してユーザー・アカウントを自動的に作成する場合、ユーザー名とパスワードをそのユーザーに自動的に通知できます。 このメールを受信するすべての就業者について、ユーザー情報コンポーネントのSendCredentialsEmailFlag属性をYに設定します。 デフォルトでは、SendCredentialsEmailFlagはNに設定されています。
いずれかの就業者に対してSendCredentialsEmailFlagをYに設定する場合は、このイベントのデフォルト・ユーザー・カテゴリに対して、有効な通知テンプレートを使用可能にする必要があります。 2つの事前定義済テンプレートが存在します。
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「新規アカウント・テンプレート」はユーザーへの通知用です。
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「新規アカウント・マネージャ・テンプレート」はユーザーのマネージャへの通知用です。
通知テンプレートを作成することもできます。 通知テンプレートはセキュリティ・コンソールで管理されます。 通知テンプレートに加えた変更は、ユーザー・カテゴリに適用されます。
新しいユーザーへのロールのプロビジョニング
就業者に対してユーザー・アカウントが自動的に作成される場合、現在のロール・プロビジョニング・ルールで指定されているとおりに、ロールがこのユーザーに自動的にプロビジョニングされます。 一括アップロードで作成したユーザーに対して、適切なロール・マッピングが存在することを確認します。
アクティブのままにするには、すべてのユーザー・アカウントに少なくとも1つのロールが必要です。 適切なロール・マッピングが存在せず、手動割当のロールをロードしていない場合は、新しいユーザー・アカウントがすぐに停止されます。 このアカウントの自動停止を避けるには、就業者をロードする前に、その就業者に対してロール・マッピングを定義します。