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原価計算を含むエレメント・エントリのロードの概要

原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して、エレメント・エントリと、エレメント・エントリ・レベルの原価計算情報をロードします。

ロードによって、原価計算セグメント値がロード日時点でアクティブかどうかが検証されます。 原価計算セグメント値がロード日時点で有効でない場合、ロードは失敗します。 多くのHCMデータ・ローダー・オブジェクトとは異なり、原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトは階層化されていません。 エントリ値と原価計算のセグメントは1行のエレメント・エントリ情報として提供されます。 原価計算情報はオプションです。 原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して、エレメント・エントリのみを作成することもできます。

原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して新しいエレメント・エントリを作成する場合は、次のガイドラインの内容を考慮してください。

  • CreateEntrySequence属性には、そのエントリのエレメント・タイプおよびアサイメントについてElementEntryWithCosting.datファイル内で一意の値を指定する必要があります。 その後、作成されたエレメント・エントリ上のエントリ順序が自動的に生成されます。この順序は、エレメント・タイプとアサイメント番号の組合せに対する既存の最大エレメント・エントリ順序を増分させることで作成されます。

  • 新しいレコードを作成する際は常にソース・キーを指定することをお薦めします。 指定したソース・キーはエレメント・エントリ、エントリ値および原価計算レコードを保守する際の識別に使用できます。

  • ソース・キーを指定しないで同じファイルを再ロードすると、新しいレコードが作成されます。

  • このオブジェクトを使用して有効日履歴を作成することはできません。

  • このオブジェクトを使用してエレメント・エントリと原価計算にそれぞれ異なる有効開始日を指定することはできません。

  • 原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して、エレメント・エントリに終了日を設定することはできません。

  • 原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して終了日の置換操作を実行することはできません。
  • HCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用していて、エレメント適格入力パラメータ・レベルのデフォルト値を使用する場合は、入力パラメータの入力値として#NULLを指定します。 空白のままにすると、エレメント入力パラメータ・レベルのデフォルト値が使用されます。 エレメント入力パラメータまたはエレメント適格入力パラメータのデフォルト以外の値が必要な場合は、目的の値を指定することもできます。

    たとえば、エレメント入力パラメータのデフォルトが1000で、エレメント設定のエレメント適格入力パラメータのデフォルトが2000だとします。 このエレメントに対してHCMスプレッドシート・テンプレートが生成されると、1000を使用した行がデフォルトで生成されます。 エレメント適格入力パラメータの2000を使用するには、この入力値に#NULLを指定する必要があります。

原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用して作成された既存のエレメント・エントリを更新する場合は、次のガイドラインの内容を考慮してください。

  • このオブジェクトで作成されたエレメント・エントリおよび原価計算情報を訂正または更新するには、原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用します。 datファイルで指定された有効日は、エレメント・エントリと原価計算情報の両方の更新または訂正に使用されます。 エレメント・エントリと原価計算に別々の有効日を使用して更新する場合は、それぞれの個別のオブジェクトを使用して操作を実行します。

  • 原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトで作成された原価計算レコードを保守するには、CostAllocationV3およびCostAllocationAccountV3オブジェクトを使用します。 エレメント・エントリの作成時に指定したソース・キーは、原価計算レコードの識別に使用されるものと同じです。

  • 原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトで作成したエレメント・エントリを訂正または更新する場合で、エントリと原価計算情報に別々の有効日を指定する場合はElementEntryオブジェクトを使用します。 エレメント・エントリの作成時に指定したソース・キーは、エレメント・エントリ・レコードの識別に使用されるものと同じです。 エレメント・エントリ値レコードは同じソース・システムIDで使用されますが、入力パラメータ・ベース名が付加されます。 入力パラメータ・ベース名内の空白はアンダースコアに置換します。

    ノート:

    InputValueBaseNameのスペースはアンダースコアに置き換える必要があります。

原価計算を含むエレメント・エントリ・オブジェクトを使用してエレメント・エントリを削除する場合は、次の点を考慮してください。

  • 削除するレコードを一意に識別するには、ソース・キーを指定するか、EntrySequenceをその他のユーザー・キー属性とともに指定します。