個人国別仕様データの開始日
このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用してロードする個人国別仕様データの開始日を指定する方法について説明します。
個人国別仕様データは、個人の最早有効開始日に開始する必要があります。 個人は、異なる国別仕様の複数の雇用関係を保持できます。 この場合、すべての個人国別仕様データは、雇用関係の開始日ではなく、個人の最早有効開始日に開始する必要があります。 個人が新しい国別仕様の雇用関係を開始するときに、アプリケーションで次のことが行われます。
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個人の最早有効開始日付で、データのない個人国別仕様データ・レコードを作成します。
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新しい雇用関係の作成日付で、ユーザー指定のデータを使用して、個人国別仕様データ・レコードの更新を実行します。 このアプローチにより、データの時系列が正しくなります。
たとえば、次の表の就業者の雇用関係を考えてみます。
日付 |
処理 |
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2000 |
英国のVision Corporationに採用される |
2005 |
英国のVision Corporationを退職する |
2006 |
米軍に入隊する |
2009 |
米軍を除隊し、米国の退役軍人になる |
2010 |
米国のVision Corporationに採用される |
この例では、2010年に、米国の個人国別仕様レコードが、個人の最早有効開始日である2000年付けで作成されます。 米国の国別仕様レコードが、個人の米国の雇用関係の開始日である2010年付けで更新されます。 更新には、ユーザーが指定したとおりに、米軍の軍歴に関する付加フレックスフィールドの詳細が含まれます。