給与インタフェースの遡及変更の抽出方法
抽出がグローバル給与インタフェースの抽出定義に基づいている場合、出力ファイル内のすべてのHRおよび給与関連データには、有効日が設定されています。 第三者給与プロバイダは、XMLファイル・ヘッダーのEffectiveDateタグにある有効日値を使用します。
過去の日付に対する変更は、「有効開始日」および「有効終了日」属性値の間の範囲で反映されます。 第三者給与プロバイダは、過去の日付で遡及処理をトリガーするものがある場合、その日付を取り出すことが可能です。
たとえば、John Franklinの給与の次の詳細を、2015年7月の抽出で給与プロバイダに送信済であるとします。
従業員名 |
エレメント |
支払値 |
有効開始日 |
有効終了日 |
エントリID |
---|---|---|---|---|---|
John Franklin |
基本給 |
1000 |
2015年7月1日 |
4712年12月31日 |
1 |
2015年8月1日、Johnは2015年1月1日に遡って500の昇給を受けました。 このシナリオでは、8月に抽出を「変更のみ」モードで実行すると、新しいデータが抽出されます。
従業員名 |
エレメント |
支払値 |
有効開始日 |
有効終了日 |
エントリID |
---|---|---|---|---|---|
John Franklin |
基本給 |
1500 |
2015年1月1日 |
4712年12月31日 |
1 |
その後、第三者給与プロバイダはこのデータを2015年1月1日から処理し、未払金を計算します。
エントリIDの値は、同じエレメントの複数のエントリが許可されていて、遡及変更が1つのエレメント・エントリのみに対するものである場合のみ有効です。