給与インタフェース・インバウンド・レコード
第三者給与プロバイダが給与を処理すると、アプリケーションにより結果が抽出され、データ・ファイルに構成されます。 このデータ・ファイルをHCMデータ・ローダーが必要とする形式に変換します。
次の表に、給与データをインポートするためのファイルのリストを示します。
ファイル名 |
内容 |
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PayrollInterfaceInboundRecord.dat HCMデータ・ローダーはこのファイル名のみを認識するため、必ずこのファイル名を使用してください。 |
給与計算に含まれた従業員の処理済給与情報が含まれる |
PayrollInterfaceInboundRecord.zip データ・ファイルを作成した後、ファイルを.zipファイル拡張子の形式でファイルを圧縮します。 このシナリオでは、独自のファイル名を作成できます。 |
データ・ファイルが含まれている圧縮ファイル |
ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「給与インタフェース・インバウンド・レコード」クイック処理をクリックし、次の処理を実行します。
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次の1つ以上の基準を使用して、インポートしたデータをフィルタします。
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給与名
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バッチ名
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名前
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レコード・タイプ
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個人番号
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レコード所有者タイプ
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「レコード・タイプ」フィールドで「給与データ」を選択して、次の詳細を表示、追加、編集および削除します。
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給与
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支払
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休暇
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第三者給与プロバイダから受信したメッセージ
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拡張可能フレックスフィールド
Oracleでは、給与インタフェース・インバウンド・レコードEFF (ORA_HRY_PI_INBD_RECORDS_INFO_EFF)という拡張可能なフレックスフィールドを提供しており、これを使用して第三者給与プロセッサからインバウンド給与データを取得できます。
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休暇欠勤情報
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メッセージ情報
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支払情報
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給与情報
これらのコンテキストには事前定義済セグメントが関連付けられています。 この拡張可能フレックスフィールド以外にも、拡張可能な参照やユーザー定義の参照を使用して、第三者給与プロバイダとのインバウンド給与インタフェースを構成できます。
「設定および保守」領域の「給与インタフェース拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを使用して、「給与インタフェース・インバウンド・レコードEFF」フレックスフィールドを編集します。 事前定義済セグメントを持つコンテキストは、特定の処理済給与値を取得します。