営業ユーザー・インポートの概要

UIでいくつかの営業ユーザーを作成して設定をテストしたら、Oracleから提供されたリソース・インポートのExcelマクロを使用して残りをインポートできます。

インポートでは次のことが行われます:

  • 各マネージャのリソース組織が作成されます
  • 営業リソースの組織階層が作成されます
  • ユーザーに必要なジョブ・ロールと抽象ロールがプロビジョニングされます
ノート:
  • インポート・マクロは営業ユーザーに対してのみ使用します。これを使用してたとえばサービス・ユーザーや契約ユーザーをインポートすることはできません。
  • マクロを使用して最大5,000件のユーザーを一度にインポートできます。複数のユーザーをバッチでインポートする場合、1つのインポートが完了してから次のインポートを開始するようにしてください。
  • インポート・マクロに列を追加して追加の属性をインポートすることはできますが、その他の変更はできません。Visual Basic for Applications (VBA)のコードまたはその他の関数は編集できません。

インポート・マクロを使用してユーザーをインポートするための設定ステップの概要を次に示します。

ステップと説明 ナビゲーション 詳細の参照先

ステップ1

営業ユーザーを初めてインポートする前、および独自のジョブ・ロールを作成した後に、営業のセキュリティ情報をLDAPディレクトリと同期します。最新のセキュリティ情報を取得するには、「ユーザーおよびロール同期化プロセスの実行」タスクを使用して、「最新のLDAP変更の取得」プロセスを実行します。

「設定と保守」「営業」「ユーザーおよびセキュリティ」「ユーザーおよびロール同期化プロセスの実行」

次のトピックを参照: 営業アプリケーションとLDAPディレクトリの同期化

ステップ2

support.oracle.comの記事「Oracle CX Sales: Getting Started with Your Sales Implementation: Import Macros」(文書ID 2229503.1)から、リソース・インポート・マクロと.jarファイルを同じデスクトップ・フォルダにダウンロードします。

なし。

次のトピックを参照: 営業ユーザーをインポートするためのマクロのダウンロード

ステップ3

マクロで入力するの内容は次のとおりです。

  1. ビジネス・ユニットおよび法的エンティティを入力します。前述の項で実行した会社情報のレビュー・タスクからこれらの情報を取得できます。

  2. Role Detailsワークシートでボタンをクリックして作成した追加のリソース・ロールをダウンロードします。

  3. Resourceワークシートにユーザー情報を、ユーザー階層の最上位から順に入力します。

  4. 「インポート・アクティビティの作成」をクリックしてインポートします。

なし。

次のトピックを参照: リソース・インポート・マクロへの営業ユーザー・データの入力とインポート

ステップ4

各インポートの後およびリソース階層の更新のたびに、次の4つのプロセスを実行して、リソースおよびリソース階層の作成を完了する必要があります。

  • 待ち状態のLDAP要求の送信
  • 個人検索キーワードの更新
  • レポート階層生成

    このプロセスを実行するには、パラメータを選択する必要があります。これ以外については、単に発行します。

  • ユーザーGUIDの同期化

「ナビゲータ」「ツール」「スケジュール済プロセス」

次のトピックを参照: リソースおよびリソース階層の作成を完了するためのプロセスの実行

ステップ5

「セキュリティ・コンソール」作業領域で、テストに使用する営業ユーザーのパスワードをリセットします。

「設定と保守」「営業」「ユーザーおよびセキュリティ」「アプリケーション・セキュリティ・プリファレンスの管理」

他のユーザーのパスワードのリセットのトピックを参照してください

ステップ6

テスト・ユーザーとしてサインインし、「リソース・ディレクトリ」にナビゲートして階層をグラフィカルに表示し、作成したリソース階層をレビューします。

ユーザー・イメージは、リソース・ディレクトリの「リソース」ページでアップロードできます。インポートはできません。軽微なエラーの修正は、「ユーザーの管理」タスクを使用します。または、マクロで修正して、再度インポートすることもできます。

「ナビゲータ」 > 「リソース・ディレクトリ」

次のトピックを参照: 作成したリソース階層のレビューとユーザー・イメージのアップロード

ステップ7

設定アシスタントで商談所有者による予測を有効にした場合は、「リソースからのテリトリのリフレッシュ」プロセスを実行して、インポートしたリソースのテリトリを作成する必要があります。

このプロセスは、リソース階層が変更されるたびに実行する必要があるため、毎日または毎週実行する必要があります。

営業テリトリを使用して住所、製品またはその他のディメンションで商談を割り当てる場合、このステップをスキップできます。

「ナビゲータ」「ツール」「スケジュール済プロセス」

次のトピックを参照: 「リソースからのテリトリのリフレッシュ」プロセスの実行

営業ユーザーを最初に作成した後に管理する方法の詳細は、ジョブ割当が変更されたときにユーザー・リソース・ロールを変更するにはどうすればよいですか。のトピックおよび『Sales and Fusion Serviceの保護』ガイドの「ユーザー管理」の残りの章を参照してください。